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ん、む…
(耀の唇が重なってきて、入ってきた舌が少女の舌のスナックを取っていく)
ちゅっ…ん、ちゅむ…
(スナックがなくなって自由になった舌で、耀の舌をペロペロと舐める)
(普通に考えればバスの中でする事ではない)
(でも一度深く唇を重ねてしまうと、少女にはもう気持ちを抑える術がなかった)
ん…くちゅ…
(口の中に残った耀の唾液を味わっていると、耀が少女の頬を撫でながら囁いてきた)
(耀の言っている事はもっともで、少ないとはいえ他の客に気づかれるのは避けたい)
ふぁ…はぁい。
(トロンとした表情で頷く少女)
(だからといって、2人の行為が止まるわけでもない)
(心身に灯りつつある火は、駆り立てるように少女を熱くさせていく)

ね、ね…お兄ちゃん…
(せがむような瞳で耀を見つめ、背を伸ばして唇を近づける)
(勿論舌には新しいスナックを乗せている)
(耀の唇が再び重なり、舌同士が絡み合いスナックを受け渡す)
んっ…ふ、ぅっ…む…ん、ちゅ…
(スナックがなくなっても唇を離そうとせず、なおも舌を絡ませて唾液を交換する)
(行為に夢中になる少女は、もう外の景色を見る余裕はない)
(雪深い山へ入っていくバスの中で、ひたすらに唇と舌で耀と交わりつづけていた)

【耀さんお待たせしました】
【リミットは22時くらいまででしょうか?】