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(雪が残る下り道、そして薄暗くなってきた周囲)
(何よりも耀にくっついていたからか、来た時よりも宿に戻るのは時間がかかった)
(宿についたのは陽も傾いて、すっかり夕暮れになってから)
(煌々と光る宿の灯りから、何となくホッとするような温かさを感じる)
(西の空の夕焼けを見ていた耀が、明日の天気を心配している)
うーん…雪とかならまだいいけど、雨はやだなぁ
(少女もちょっと心配そうな表情)
うん、あんまり悩んでもしょうがないよねっ
(夕食と聞いて、嬉しそうに耀の後について宿に入る少女)
(暖かな宿内に入り、密着していた身体を離す耀)
(人の目もあるからべたべたはできないが、ちょっと残念そうな少女)

(再び宿の部屋に戻ってきた)
(昼間は見えた窓の絶景も、夜が近いせいかぼんやりとしか見えない)
(耀につられて座布団に座る少女に、耀が夕食の事を訊いてきた)
うーん、何だろ?
(視線を宙に漂わせ、思案顔になる少女)
やっぱり山に来たんだから、山の幸がたくさん出てくるんじゃない?
キノコとか山菜とか!
(そんな事を話していると、耀が今度は浴衣を見つけた)
あ、そうだね…じゃあ向こうで着替えてくるね?
(自分に合いそうなサイズの浴衣を手に取って、少女は隣の和室に入る)
(それから少しして、少女は浴衣に着替えて戻ってきた)
(薄紫色の下地に、大小の朝顔のような模様が描かれている)
ねぇねぇお兄ちゃん、どお?
(少女も気に入ったようで、耀の前でくるりと回ってみる)

【レスがもうギリギリなので、新スレを立てておきました】
https://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1528712290/
【使い切ったらそちらに移動ですね】
【あと私は今日は23時までロールできますが、耀さんは何時まででしょうか?】