>>259
少し痛いけど、怪我はしてないから大丈夫です!
えへへ…。
(少し照れながらもいつもの笑顔で二人に告げると鷺宮さんと一緒に温泉に浸かる)
はぁ〜…あったかぁい…。
いいお湯ですね〜…。
(天然の温泉なのでお湯はいつも入るお風呂よりは少し熱めではあったが、ゆっくりお湯に使っていると全身がぽかぽかしてきてとてもリラックスできる)
(そしてこの温泉から見渡せる自然の景色も相まって気分は高級温泉並みだった)
(これは都会の人工の温泉には真似できない村で誇れる数少ないスポットだとわたしは密かに思っていた)
(そうしてリラックスしているとなにやら視線を感じ、どこからだと思ったらそれは美月さんがこちらを見つめていたようだった)
(美月さんは目が悪いそうで、眼鏡をかけてないとあまりはっきりと物が見えず、それでわたしや鷺宮さんの事をじっと見つめていたようだった)
(いくらぼんやりとしか見えていないと言っても身体を凝視されると少し恥ずかしくなり口元までお湯に浸かって身体を隠してしまう)
(そこでわたしはあることを思いつく)
(わたしはゆっくりと回りこむと美月さんの側に近寄り……)
みーづきさんっ♪
ぎゅーっ!
(後ろから抱き着いて驚かす)