>>269
母さん……?
(ましろちゃんがそう呟いているのを聞いて、彼女の家のことを思い出す)
(確か彼女の家は両親がおらず、祖母と二人で暮らしている。私に抱かれてかなり幼い頃の記憶が蘇ったのだろう)
(ハッとした表情で私から離れるとましろちゃんは笑ってごまかし恥ずかしそうにしていた)
別にいいんだよ、甘えても?
でも……ここだと溺れちゃうかも知れないから別のところでね?
(私はそうましろちゃんに言い彼女の様子を微笑ましく見る)

【二人をお待ちします】