>>576
(風が少し冷たく感じてきたのでそろそろ服を着ようとベンチから起き上がる)
(ブラとショーツを身に着けるとまだしっとりと濡れた髪をタオルで拭き、ある程度乾けば着ていた上着とスカートを身に着けていく)
(姿鏡の前で身だしなみを整え終わると悠依ちゃんが座るベンチの隣へと腰を下ろす)
悠依ちゃんお待たせ!
ごめんね、わたしっていつもお風呂から上がるとすぐ裸のまま横になっちゃうんだ。
なんかもう癖になっちゃって、家でもいつもこれやってるとおばあちゃんに、年頃の子がみっともないから早く服着なさい、って言われちゃうよ、えへへ。
あ、でもさすがに寒い時はやらないよ、風邪引いちゃうからね!
(悠依ちゃんの横に座ると自分の癖など照れながらも楽しそうに話すわたし)
(そういえばさっきから悠依ちゃんは何をしているのだろうとよく見ると窓から流れ込む風で髪を乾かしているようだった)
…わたしももう少し髪乾かして行こうかな。
(特になにをするわけでもなかったが、ベンチに座りながら髪が乾くまでぼんやりと過ごす事にする)