0067結城ましろ ◆FtM4zsVUjU 2017/12/08(金) 10:59:46.96ID:0D6Odi2X >>64 ぼんやりと咲さんを見つめているとわたしの視線を感じたのか、目を開けてわたしに小声で話しかけてきた。 「ご、ごめんなさい…起こしちゃいましたか…?」 咲さんは大丈夫というように、優しく微笑んでくれた。 それから咲さんは夜風にでも当たらないかと、わたしを心配してくれていた。 つい先ほどまであんなに眠気があったというのに、今は何故だか目が冴えてしまい眠れそうになかった。 だからわたしは咲さんの言葉に甘えることにした。 「……はい」