(使用されている感のない物置小屋)
(隙間だらけの壁から中を覗けば)
(鍔姫と男が楽し気に口付けを交し合っているところで)
……ゴクッ
(嫉妬に身を焦がしながら、目を離せずに中を覗き続ける)
(誘って成功した男と誘えずに覗きをする自分)
(後悔と情けなさに心が苛まれる)
−−−−−
「そりゃぁ、もちろん、いつも通り期待して貰っていいぜ」
(鍔姫の肩を抱き、軽い口付けから深いキスへ)
(舌を絡ませあいながら唾液を交換して)
(服の上から鍔姫の慎ましい乳房に手をかけて)
(指先を僅かに食い込ませ、感触を楽しもうとするが)
「ん…やっぱ邪魔だな」
「ツバキ、脱いじまえよ」
(唇を離し、引かれた糸を舌で舐め取りながら)
(肌をあらわにすることを望む)
【今回は下でお願いします】
【もう脱ぐように言ってしまってますが】