>>103
おはよう、依央ちゃん
(後輩の依央とはかなり近い距離で接していて、よく一緒に通勤したり、休憩時間に喋ったりしている仲)
(こちらに完全に好意があると思い込んでいて、彼女の視線もどこか熱い眼差しを送られているように見えてしまう)

依央ちゃんの為ならお安い御用だよ。残業ならいくらでも付き合うからね
えっ、水着見せてくれるの…?って、なんだ冗談かぁ…
(そう言って笑い飛ばしながらも、本当に見せてくれるんじゃないかと期待してしまう)
(話している間も依央の胸の谷間に時折視線を奪われてしまっていて)

(思い切って依央に告白を試みたが、予想外の反応されてたじろいでしまう)
え…そうなの…?彼氏いたんだ…
ずっと僕のことが好きだと思ってたのに…
(呆然と立ち尽くしていると、依央はそのまま会社から帰っていってしまう)
(翌日の会社でも依央と会うが、どこかぎこちない様子になっていて)

まさかこんな事になるなんて…あのアプリを試してみるしかないか…?
(数か月前に偶然見つけた催眠アプリを思い出して)
(告白に成功すると思っていたのでまさか使う事は無いだろうと思っていたが)
もうこの胡散臭いアプリに頼るしかない…僕は依央ちゃんが本気で好きなんだ…!

(翌日、定時が過ぎて他の社員が帰りはじめ、夜も更けてほとんど人がいなくなった頃)
(前のように自分に頼ってくることもなく、一人で残業している依央のところまで行く)
依央ちゃん、残業おつかれさま
これでも飲んでちょっと休んで
(自販機で買ってきたコーヒーを依央に渡す)

あの、この前の話だけど…やっぱりダメかな…?
僕、本気で依央ちゃんの事が好きなんだ…
(返答はほとんど察しがついていたので、ポケットには起動済みのアプリを準備させている)