確かに土蔵の2階には私の私物があるわ・・でも、そんな絵画は視たこともないし、存在しない・・
(娘婿の冷徹な口調での質問に答える貴和子だがその声は更に震えている・・土蔵の2階は彼女にとって秘密の官能に浸る唯一の場所であるからだ)
倫之さ・・ん・・
(息を吹き掛ける娘婿に振り向くと若い彼自身が弩張しているのが視線に入った)
えっ・・・私で・・・・・・
(何故に?私なんかで・・と貴和子が想うや否や、彼女の胸にある刺激が走った)
・・あ・・っ・・・
(娘を産んで以来、単なる胸先の肉塊になっていた部分が娘婿の視線に反応したのか?固くなるのを感じた)
・・・
(娘婿の息遣い、視線を感じ貴和子は思わずはだけだ襦袢の前を隠そうとしたが)
うっ・・・・・・
(娘婿の手で貴和子の襦袢が床に墜ちて・・貴和子の身につけている物は見事な張りを見せる臀部を覆う真紅の腰巻だけになった)
倫之さん・・何を・・・
(貴和子は娘婿を力のない目線で凝視するが胸先が固く膨張しているのと、下腹部が湿りを帯びているのを感じ初めていた。羞恥心と相反する期待感と共に)