>>154
(聡美の誘う魅惑的な言葉に体はより熱く蕩けて、痴漢の指をまた締め付けて、新たな愛液が溢れさせて)
(心は想像しただけ快楽の期待に早鐘を打ったように心臓の鼓動は早くなり、まだ得てない快楽に震えイク自分の姿がイメージされるが)
(僅かに残った理性が、それはすべて痴漢の秘所や乳首、口腔粘膜に塗った催淫クリームが原因で自ら望んでいる訳ではないと告げるものの)
(本当は今日のクリームにそんな効果など微塵もなく、心も体も完全に堕ち切っているのを理性のどこかで認めるのを拒んでいて)
(ただクリームのせいにして、自己欺瞞をしようとしているだけに過ぎないことを薄々気づきながらも受け入れられずにいただけだった)
……あっ……いやっ……もっと…………。
(女学院がある最寄りの駅が近づき、膣から指が引き抜かれ、お尻や太腿を愛撫する手が離れて体を起こされると)
(無意識のまま貪欲に更に快楽を求める切なく甘い声が漏れるが、それが聞き届けられることはなく)
(聡美ほどではないにせよ、まだ快楽の中を漂い衣服が肌を滑るだけでゾクリと背筋を震わし動きが緩慢な彩良を補助して)
(痴漢たちによってテキパキと何事もなかったように、制服を綺麗に戻されていく)

……なに、これ?
(まだ絶頂の余韻が少し残っていて力が入らなまま、後ろに立つ痴漢に軽く凭れ掛かっている彩良に)
(リーダー格の痴漢からショルダーバッグを渡され、意味が分からず大きな瞳でじっと見つめていた)
「このバッグの中に入っているコスを着て、紙に書いてある日時の電車に乗って来るんだ。
 もし来なかったら、もう二度とお前で遊んでやらないからな。言っている意味は分かるな?
 それと言いつけを守れなかったお仕置きだ。学校のトイレでお前が自慰してイク姿を動画に収めてこい。
 出来なかったら、当日約束通りコスを着て来ても気持ち良くしてやらないからな。
 分かったな、分かったのなら返事しろ」
(男がショルダーバッグを僅かに開き黄色のコスと紙を見せてファスターを締め、バッグを肩に掛けてくる)
(男にはかつてのように脅したりしなくても、痴漢の与える快楽の虜に堕ち切った彩良にはこれだけ言えば十分と分かっていた)
(彩良は男の姿を見つめたまま、口に溜まったまだ少し精液と親友の愛液の味が残る唾液をコクリと飲み込む)
はい、御主人様。言われた通りにしてきますから、彩良にまた快楽をください。お願いします。
(導かれるままに命令を受け入れる承諾を僅かに笑みを浮かべて彩良は返してしまっていた)
(その言葉が持つ意味を考える余裕は全く無く、ただ本能の命じるままに雌の快楽を求めることだけが彩良の心を支配していた)
(駅に到着して何も無かったように開放された彩良と聡美は、お互いに支え合うように互いの腰に手を回しホームに降り立ち)
(そのまま化粧室で濡れた下着を替えると、遅刻しないように少し急いで学校へと登校していった)

(「体が熱くて蕩けそう……。さっき駅でショーツ替えたとき……クロッチがヌルっとしてた……。
  いつのまにか……ショーツに……クリームぬられて……ダメ、ダメだけど……でも、でも。
  おっぱい……ちくび……つまんで……アソコ、いっぱいかきまわして……イッちゃいたい。
  ごしゅじんさまにめいれいされたとおり……スマホでじいしてるとこ……セルフィーしなくちゃ…………」)
(催淫クリームがたっぷりとショーツのクロッチに塗られていることは、駅で穿き替えた時にきづいてはいた)
(しかし、愛液でグッショリと濡れたショーツを穿き続けることも、何も穿かないという選択肢には抵抗があって)
(直接膣の粘膜に塗られる訳じゃないし、何とか我慢できるはずと思っていた彩良の考えが甘いことは)
(一時間目を終える頃には体の変化となってはっきりと現れ始めていた)
(授業が終わり甘く疼く秘所を何とかしようとして、おトイレで小さい方を済ませたのが状況をさらに悪化させて)
(おしっこを拭うために、十二分に注意してトイレットペーパーでそっと割れ目を抑えても)
(どうしても揮発した催淫クリームで充血しプックリと膨らんだ小陰唇に、秘所の周りに付いたクリームを少し塗り込む形になってしまって)
(その効果はより強く、より甘く切ない疼きとなって二時間目も半ばを過ぎた頃には)
(朝の痴漢行為の後半にイクのをお預けされたことも相俟って、我慢の限界を迎えてアソコを思う存分かき回すことしか今の沙良には考えられなくなっていた)