>>160
(性器を掻き回す映像と甘い声、そして淫靡な音が嫌でも目や耳から情報が入ってきて快楽に堕ちた身体は自然と発情しだしてしまって)
(お腹の奥がキュンと疼き、乳首も少しずつ硬さを増し勃ち始めてしまっていた)
(「映像の中に私、すごく気持ち良さそう。こんなことしたら駄目なのに……もう一度、もう一度だけで良いからあの気持ちよさ感じたい」)
(見つめる瞳はまだ蕩けてはいないが既に潤み始めていて、清純な頃にはない色香が漂い、見る者を無意識に刺激してしまう)

ごめんなさい、ご主人様。……次は聡美に…………そんなこと。
あっ、スマホ返して。
(スマホに愛液が掛かり一部がボケてしまっているのを指摘されれば、素直に謝るが)
(要求されてもいないのに自ら「ご主人様」と、痴漢のリーダーを呼んでいることには気づいておらず)
(次は聡美に撮影させるとの言葉に激しい羞恥を感じる反面、撮影が上手く行ってるか気にしなくて良い分)
(思う存分イケるとどっか安堵して悦びを無意識に感じてしまっていた)
(ただスマホが他の痴漢の手に渡れば、返してと腕を伸ばすが手は届かず)
(痴漢が密着して吐息が耳に掛かれば、発情を始めている身体は素直に反応して、それだけでも快感に背筋がゾクッと震えてしまう)
ン、ン……それはクリームのせいで……、私が本気で望んでる訳じゃ……ハゥッ!!
……ないん……だから……。
そ、そんなこと……なぃん……だ……ハァゥン、ンッ……ハァ!!
(耳に舌を這わされ性感帯を刺激され、唾液を混ぜ込まれれば一気に身体は燃え上がって)
(まだ残っている理性と羞恥で、自分から破瓜をお強請りしたことをクリームのせいにして否定するが)
(頭の奥には聡美の恍惚に蕩けた顔とお預けされた自分の切なさ、そして聡美の行く姿と先程のスマホの自分の姿がシンクロしていく)
(挿入のお強請りを誘う言葉はなんとか否定しようと試みるが、「ココ」と女性器を示すタイミングで秘部に指を押し当てられれば)
(ビリビリと痺れるような疼きが湧き上がり身体を走り抜けて、発情を始めていた膣から大粒の愛液が溢れて出口へと向かって滴り動いていた)
(「少し触られただけなのに……今の何? すごく……すごく……気持ちよかった。
  聡美の同じように「ココ」にローターでもなく、ディルドーでもなく本物を挿れたら…………どんなにキモチイイの?
  駄目……そんなこと……考えちゃ……ダメッ……そんなの……ダメなんだから……」)
(痴漢が指を押し当てた秘部が、彩良の淫欲を煽るスイッチのように働き)
(彩良の頭の中には自分が聡美のように女性器を貫かれる姿がはっきりと浮かび、その姿を打ち消そうとすればするほど強いイメージとなり頭の中を支配していく)

ン、ンァ……ハァ、ハゥ……ィヤッ……ダメッ……ンハァ、ァンゥ……ン、ンン!!
(痴漢のリーダーが与えた僅かな快感に囚われていると、他の痴漢たちのローターを持った手が伸びて)
(ある者たちは擽るように、脇腹を擽ったさと快感の間の絶妙は強さで刺激を始め)
(別の者たちのローターは乳房へと向かうが、最初は形を維持したまま膨らみ大きさを増したEカップの乳房の周りを円を描くように刺激し始める)
(十分な快感では無いものの幾重にも重なれば、ある程度の強い快楽となって彩良の身体を襲う)
(擽ったいのか、気持ち良いのか、苦しいのかもはっきりと分からず、更に求めているのか、逃げようとしているのかも分からぬまま身体を捻れば)
(一時的に逃げられないように、背後の痴漢が手慣れた動きで彩良の手首を持ち上げつり革へと手を固定してしまう)
(それが本格的な辱めのスタートの合図とでもいうように、ローターが縦横無尽に脇腹から腰を通りお腹の方へ)
(乳房の麓を回っていたローターは、山を登るように乳房を駆け上がり刺激を加えていくが)
(決して乳首に決定的な快楽は与えずに、乳輪の近くを押し込んだりしながら麓へと戻り、また登ってくる動きを繰り返し)
(脇腹からお腹へ下りたローターは脚の付け根まで行って女性器を揺さぶると、陰核にも割れ目にも触れることなく脇腹へと帰って、同じ動きを正確に繰り返す)
ハァ、アンッ……ダメッ……ン、ンァッ……こんなの……ァハッ……ン、ンンゥ……ハァ、ハッ。
(もどかしいに焦らしに身体を捻り、感じる部分へ卵型ローターを導こうとすれば逃げられ)
(また別な場所を責められてコスプレ好きの痴漢が望む「卑劣な痴漢行為を受け、焦れて悶える森雪」のシチュエーションがより淫らに演出される)