>>178
ハァ……ハァ、ハァ……ごしゅじんさま……ンハッ……ハッ……おいしかったです。
(「おくちにだされるだけで……こんなにキモチイイんだもの。
  さとみのいうように……おマンコにもいれてもらったら…………??」)
(快楽に蕩けきり堕ちた身体は、もう自分ではコントロールすることはできなくて)
(痴漢たちがするままに立ち上がらせられて、吊り革を握らされ髪を縛ったら似合いそうな真紅のリボンで両手首を容易に拘束されてしまう)
(その間も口内射精の快楽は深く、この前痴漢された時に聡美が犯された姿がはっきりと浮かび上がり)
(この前は理性でギリギリに拒絶した行為に対して、本能的に思い浮かべてしまっていた)

(実は、痴漢たちが彩良への行為を中断している間、痴漢たちより遥かに彩良の性格を知る聡美は)
(彩良が痴漢行為の快楽から抜け出て立ち直ってしまわないように、少女たち特有のスキンシップに、性的な刺激を僅かに加えた行為を何度か繰り返していた)
『ねぇ、彩良、本当は身体が疼いて仕方ないんじゃない?』
『ご主人様に触ってもらいたいよね?』
『また痴漢されてイキたくない?』
『私が挿れられている姿どうだった? すごく気持ち良いんだよ』
『あの時の彩良、すごく物欲しそうな顔してたよ』
『もう我慢出来ないんじゃない?』
(胸やお尻、内腿に首筋、時には耳穴への息を吹き込みつつ舐めたりスカートの上から割れ目をスーッと撫でたりと)
(他の生徒からは少し過剰に見える極々短い性的なスキンシップをしながら、彩良の耳元に痴漢行為で得た快楽の記憶と)
(自分がセックスをしていたときの快感、その時の彩良の興味津々そうな表情を催眠術でも掛けるように囁きかけていた)
(何とか行為が止まっている間に彩良が忘れ去ろうとしていた快感を、忘れ去ること許さないどころか)
(掘り起こしはっきりと思い出させて、彩良の身体が痴漢行為の与える快楽を求めるようにと仕向けていっていた)
ヒャッ!! 聡美……一緒に行けないって言ってたのに……なんで??
(そんな囁きが功を奏したのか、彩良が命じられてもなく、本人も偶然なのか、無意識で痴漢されることを求めているのか分からないまま)
(痴漢されていた時間の電車の同じ扉から乗り込めば、一緒に行けないと彩良には伝えていたものの)
(前日の彩良が痴漢される快楽を思い出している表情を見出し、隠れて前の駅から乗り込み)
(そっと背後から忍び寄って、電車がカーブで大きく揺れた時に痴漢行為をするようにお尻を撫で上げて)
(彩良がほんの小さな悲鳴を上げると身体を寄せて抱きつき、多く育った乳房を片手で揉み、乳首に指を伸ばして挟み転がして)
(利き手を太腿に這わせて、内腿からスカートの中に手を入れてショーツの上から割れ目を押し込むように撫でて)
『やっぱり触って欲しかったんだね。ちょっと触っただけで、もう乳首凝ってるよ』
違う、これは急に触られて驚いただけで……。
(痴漢たちが与える快楽に堕ちた彩良の身体は、僅かな性的刺激にも反応して燃え上がってしまうほどになっていたが)
(聡美の誘惑にも辛うじて耐えていた理性は「そんなことない」と、身体の反応を思わず否定してしまう)
(しかし、聡美は彩良本人以上に快楽に堕ちた彩良の身体のことを理解していて)
(何度か胸を揉み上げ、徐々に固く凝る乳首を弄りながら、ショーツの脇から割れ目へと中指の第一関節を挿入する)
『ねぇ、本当は彩良もセックスに興味あるでしょ?
 今だって私の指を彩良のアソコに挿れただけでキュッと締め付けてくるもの。
 気づいていないかもしれないけど、彩良の膣内(なか)もうトロトロだよ、ほら。
 ご主人様、上手だから痛いのは最初だけだし、御主人様のおチンポですぐに気持ち良くなれるよ。
 私と一緒に気持ち良くなろう、ね。慣れたら口だけじゃきっと我慢できなくなるよ』
(目の前に差し出された膣に挿れられた中指は愛液に濡れ、人差し指を擦り合わせられれば糸を引き)
(唇に押し当てられれば、言われるまでもなく自然な動きで口に含んでしまっていた)
(ただ、聡美からはそれ以上の快楽を与えられることはなく、忘れ去ろうとしていた快楽の焔を灯された身体は)
(その日一日中悶々と燻り続けて、聡美が見抜いていた通りに家に帰って夜になってから自慰に耽ったもののイッても満足は出来ず)
(より欲求不満を溜めて、コスプレの日を迎えたのだった)