>>85

ハァ、ハァツ、ハァ、ハァァ……わたしが……ンハァ、ハッ……よごした……ハッ、ハァ。
(体は絶頂の余韻に弛緩して力が入らず、小さく痙攣を繰り返しまま頭を抑えられて導かれるまま潮吹きで汚した床に視線を落とす)
(羞恥なのか、絶頂を迎えた時の快楽を思い出したのか、裏切りの背徳感なのか)
(体がより熱く火照り、肌は美しく淡い桃色に染まり、しっとりとかいた汗が胸の谷間を流れ落ち)
(淫靡で濃厚な雌の匂いが彩良の周りに放たれ色濃く層を作っていた)
……さとみ……ンァ……ごめん……ごめんね……ンクゥ……わたしがガマンできなくて……ンァ……さとみまで……ァゥン。
(足元に向けられていた視線を、顎に手を当てられ持ち上げられた先に見えた光景は)
(先程までの寸止めの体勢ではなく、一つのローターが割れ目に挿入され、もう一つがクリトリスに充てがわれた親友の姿)
(自分が絶頂を堪えきれなかった報いが、親友に向かってしまっていると信じてしまっていた)
(目からポロポロと涙が溢れ出し、悔恨の念にかられて呆然と見つめていて)
(体を震わせ、小さく左右に頭を振り、何かを言っている聡美が嫌がり堪えているのだと疑ってもおらず)
(より強い快楽を欲して焦れ、痴漢に激しい愛撫を懇願しているなど夢にも思っていなかった)
(しかし、膣内にローターを挿入され抜き差しされている親友の姿に、自分の姿がシンクロして)
(聡美がローターを挿入される度に、彩良自身の膣内に挿入されたローターを膣壁がキュッと締め付けて得も言われぬ快楽が生じて)
(甘えるような蕩けた声を漏らし、体を小刻みに震わせてしまっていた)

ゴメン……さとみ……ゴメン……ンァ、ンンンゥ……あんなにはげしく……ァハッ……されて……ンクゥ……つらいよね……。
(「わたしのせいで……あんなひどいことされているのに……あれ、すごくきもちよさそう。
  うらぎったせいなのに……わたしもあれがほしくて……ほしくて……たまらない」)
(聡美が自分を売り激しい玩具責めを自ら望んでいることも知らず、嫌がっているのに行為が自分のせいでエスカレートしていると信じてしまっていた)
(親友が酷い目に遭っている姿を見たくないという気遣いと、割れ目まで引き抜かれたローターが愛液で濡れているのを見て)
(妖しい背徳感に襲われながら、弱められているローターの動きにもどかしさを感じて激しく責めて欲しい)
(胸を突き出し、唇を舐め、腰を誘うように蠢かしていた)
(昨日、効果の強い催淫クリームを塗られ、絶頂を迎えても瞳の奥には強い意志の力が微かに宿っていたが)
(友人を守れず裏切ったという自責の念と、どう抵抗しようとも無駄な足掻きと敗北感を抱いてしまっていて)
(心が弱り意思の強さにも陰りが出て、ほぼ快楽に堕ちた体の誘うままに心も精神も堕ちようし始めていた)

……ンァ、ンッ……はい。もっと……ハァ、ハァ……はげしくイカせてください……ンァ。おねがいします。
(痴漢の宣言に体が快楽を期待してゾクッと震えて、支えを失い蕩け堕ちた心を映すように瞳は光の煌きを失い)
(親友がしたように唯々諾々と痴漢の言葉を受け入れ従い、またイケばより聡美が酷い目にあうことも気にせず)
(親友を売りお強請りをしてしまっていた)
アハァ……ハゥン……これ……すごい……ンッ……ンァ……これだけでイッちゃいそう。
(再び激しく膣内でローターが動きを強めれば、うっとりと目を細めて快楽を受け入れる)
(さらにクリトリスを責ていた円柱型のローターも膣内に挿入され、まだ男性を迎え入れたことのない狭い膣内に二つのロータが暴れて)
(不規則な刺激を腟内を刺激すれば大きく体を痙攣させて、視界が白く染まりかけ)
(体がフワフワと浮遊するような開放感に溺れていく)
ン、ンァ、ァン、ァハァ……そんなにしたら……ンァ、ンッ、ンンゥ。
(左胸を弄っていたローターが乳首を離れショーツの中に入れられて、ショーツごと斜め上に引き上げられると)
(今まで感じたことのない強い快感が、強制的に接触して揺さぶられたクリトリスから生まれ)
(左足だけで立っているのも難しいほど脚が震えて、背後の痴漢に体を完全に預けてしまう)