>>88-89
(「ディルド……おとこのひとのアソコをもしたもの……。ホンモノもこんなゴツゴツしたかたちしているの?
  おくちにだされてる……ネバネバなのが……ぎじせいえき……。
  ほんとうならイヤなはずなのに……なんだか……へんなきもち……ネバネバおいしいの」)
(親友の聡美をも巻き込んでしまったことで心も折れて、本当は効果の弱くなった催淫クリームせいにして正当化し)
(与えられる快楽に身も心も委ねてしまえば、もう抵抗の選択肢は全くなくなっていた)
(口を犯すようにお強請りした物体が、男性器を模したもので口の中に出される粘液が擬似精液と聞いても)
(理性が残っている頃なら、例え排除は出来なくても嫌悪を感じて全力で拒否したはずだが)
(今は恍惚の表情を浮かべ、嫌悪よりも好感さえ抱いてしまっていて、苦味のある疑似精液の味にさえ虜になりかけていた)

(「アソコ……ちつのなかも……クリトリスもすごいかんじちゃう。
 キスして……ワレメをしたでなめて……だいすきなひとにはこうするとよろこばれるの? ……うれしい」)
(心の防壁を崩され取り去られてしまい、今や無垢なまま晒されてしまっている彩良の心には)
(段階を踏み恋人としての男女関係を築いていくことを知る前に、痴漢の欲望丸出しの歪んだ性癖を押し付けられて)
(その内容があたりまえの男女関係のように刷り込まれて、痴漢に都合の良い淫靡な雌へと堕とされ教育されていき)
(それを疑問にすら考える余裕も理性もなく、ゾクゾクと背筋が快感に疼くのを感じ悦びをもって受け入れていく)
(オレンジ色のリップに彩られた唇を雁首の先端に愛しそうに何回か口付け、小さく口を開き鈴口の割れ目の部分を舌で何度も舐め愛撫する)
(その評定は完全に夢中で恍惚に蕩けていて、鈴口へのキスと愛撫のご褒美にゆっくりとディルドが口を押し広げ侵入してくれば)
(淫猥で見てるものを誘惑しているような笑みを浮かべて、ディルドが口腔内を進むのを受け入れる)
ンチュ……チュプッ……ンムゥ……ジュジュッ……チュポ……ンフッ、ンンゥ。
(口腔内を犯し始めたディルドの裏筋を舐め、カリの部分を舌でなぞり、キャンディーでも舐めるようにカリ首を頬張り舐め回し)
(時に言われるままに口を窄めて吸ったりして、ディルドが喉奥近くまで差し入れられると一瞬苦痛に表情を歪めるが)
(教えられる男性器への奉仕のやり方を実践して、ご褒美の疑似精液を大量にご馳走になれば)
(飲み下し切れなかった残りが唾液と混ざり、高校生としてはかなり豊かな乳房の上へ糸を引き垂れ落ちる)

(その間にも膣内に挿入された卵型と円柱形の二つのローターが、打つかって不規則に跳ね回り)
(時にローターが膣壁だけでなくGスポットを擦り上げれば、一気に意識を持っていかれそうになるほどの快楽が体を突き抜け)
(体を小刻みに震わせて鼻に掛かった甘い吐息を漏らす)
(それに合わせるように、左右に揺さぶりながらショーツを引き上げられれば)
(ローターがショーツの中で不規則に暴れて、クリトリスを下側から押し上げられるように刺激を与えて来たりもして)
(予測もつき難いローターの動きに、彩良は今まで以上に強い快楽を得て体をピクピクと小刻みに痙攣させて)
(無意識に異性を誘うように悩ましく腰をくねらせ、痴漢たちに導かれるまま快楽に蕩けた雌犬へと調教されていった)

ンムゥ……ジュル、チュプ……ンクゥ……ンッ、ンンゥ……。
(夢中でディルドに奉仕して、ご褒美で与えられる疑似精液に飲み下し疑問を抱かぬまま快楽にどっぷりと浸かったまま)
(ぼんやりと快楽に蕩け潤む瞳を正面へ向ければ、ローターを激しく抜き挿しされる聡美が)
(体全体を大きく痙攣させ、ビクビクと腰とお尻が揺れ動くのを目にする)
(「さとみ……ごめん。わたしといっしょにいたから……わたしとおなじめに……。
  でも、わかってくれるよね……わたしがどんなにきもちよくなってるか。
  さとみもさいしょはいやでも……きっとすきになるから……
  …………さとみも……すごくきもちよさそう……わたしにも……」)
ンプッ……ンァ、ンンッ……チュプ……ンァ、ンゥ……ンンンンッ!!
(体だけでなく、心まで堕ちてしまった彩良は絶頂を迎えた親友の聡美が見せる姿を羨ましそうに眺めていた)
(その刹那、今度は自分を囲む痴漢たちの手が、新たなローターを持って敏感になり)
(プックリと膨れ顔を覗かせたクリトリスをショーツ越しに責めてくれば、強い快楽の痺れが全身を駆け巡っって)
(大きく背筋を反らし、体をビクビクと痙攣させて二度目の絶頂がすぐそこまで来ていることを痴漢たちに教えてしまう)