これ以上の狼藉、許す訳にはいきません!
(妖魔の作る異空間に突入した神楽岡姉妹)
(桜は妖魔の親玉と、途中で別れてしまった妹を探すべく、ひたすらに魔物を退治して回った)
(そして、遂に親玉のシャガクの居場所に辿り着いたのだが……)

!?
桃香!!
(触手に拘束されてしまった妹を見て愕然とする桜)
(服は既にボロボロで、最早肌色の面積と変わらぬほど)

……桃香を離しなさい……っ
(構えたお祓い棒と札が自然と地面に向く)
(ここで攻撃を仕掛けてしまえば、桃香に何をされるかわからない)
(歯軋りしながらシャガクを睨むしかできなかった)

や、やめてください!桃香はまだ……
(と、シャガクが桃香の秘裂に触れるのを見て思わず叫んでしまう)
(桃香は口から触手を抜かれ、ようやく口が自由になったが……)
お姉……ちゃん……
(その声はか細く、だいぶ消耗しているようだった)
【よろしくお願いいたします】