(絶頂の余韻に浸る間もなく、悪霊は桜に次の手を仕掛ける)
生気を……そんなこと……されたら……
(抵抗しようとするものの、完全に体力を奪われ身動きが取れない)
(そして、唇を許してしまい……)
んっ……んんんんんっ!!!
(生気を呆気なく吸われてしまう)
んんっ!!んんっ!!んっ……
(全身から力が抜かれていくような感覚……)
(だが、感じるのはそれだけではなかった)
(あの淫らな快感も、同じく桜の体を刺激していたのだ)
このままでは……また……
(次々と悪霊が生気を吸いにやってくる)
(桜の魔力を伴った生気は質が良く、さらに豊富に満ちており、悪霊にとっては格好の餌であったのだ)
(そして吸われる度に、先程の感覚が押し寄せてくる……)
ひゃ……だめぇ……これ以上はぁ……
(このままではまたしてもイかされてしまうであろう)