>>199
は、はい!田宮、です…。
あ…いえ、こちらこそ急な予約なのに取っていただいて、ありがとうございます。
(緊張していた芹の緊張を解すかのような笑顔と声色で店の男性が話しかけてきた)
(予約の確認を取ると早速個室へと案内される)
(きれいでいい香りのする部屋。キャンドルで薄明るく照らされた部屋はなんともおしゃれで)
(落ち着いた音楽も普段こんな曲は聞かない芹にとっては新鮮だった)
(見慣れない部屋、聞き慣れない音楽に少し戸惑っている芹に彼は優しく話しかけた)
あ……そうです、さっき終わったところで。
家に帰るまでの間にこの店があるって友だちに聞いたから…。
(校章の描かれたバッグを彼に渡すと、彼に言われるがままにベッドに腰掛ける)
え、えっと……あの、肩が…痛くて。
はじめは気にならなかったんですけど…部活で、水泳をしていて。
泳ぐ時にも痛むようになってしまったんです。だから……ここに。
(芹自身、自分のおっぱいが原因である事はわかっていたし、おそらく彼も芹の身体をひと目見れば原因はわかるだろう)
(だから、少し恥ずかしくて……頬を染めて少しうつむいてしまう)