んッ…………う、うぅ…………。
ふぁ……………?
(先生に声をかけられ、ぴくんと身体をはねさせて目をさます芹)
(窓からはもう暗くなりつつある夕日が差し込み、待合室のテレビでは夜のニュースが始まろうとしていた)
(寝起きでぼーっとしているせいもあり状況が把握できておらず、きょとんとしている)
(学校帰りにマッサージを受けにここに来て、マッサージのために着替えて、それから……)
(状況を把握しようとする芹。彼のマッサージが気持ちよくてまどろみ始めたところまでは思い出せた。しかし……)
(その後、彼にえっちなことをされる記憶。それを思い出すと、ぽっと頬を染める)
(しかし、現実感がない。思い出せる内容に比べて、自分自身の状況があまりにもキレイで)
(制服姿の自分を見回し、いつ着替えたのかを思い出そうとする。しかし、それは思い出せず、モヤモヤとした気分になり始めた)
はっ……はいっ……!?ぁ……。
(ハッとした様子で再度部屋を見渡すと、いい香りをたてるお茶に、にっこりと芹に微笑みかける先生の姿が目に入る)
途中で、ねちゃった……?
……ぁ、そう、いえば……すごく、楽……。
(彼の言葉に疑問符を浮かべたものの、続けて肩について聞かれると、たしかに以前とは比べ物にならないくらいに肩が軽い)
ぁっ……!は、はいっ……次、次は……えと、土曜日は、空いてますか……?
(彼に聞かれるがままに次の予約をしてしまう芹。自分自身がどんな事をされたのか、混乱のあまり記憶が薄れている様子)
(続けて彼に進められたレモンティーをこく、と飲んで一息つく。お茶を飲み終わり、予約の確認に向かった彼が戻ってくると)
す、すごい、です。こんなに楽に、なるんですね……。今日は、おいくらですか…?
(平静を装おうとする芹だったが、彼と予約についてなどの話をしながらも、芹の頭の中はえっちマッサージのなことでいっぱいだった)

……………。
(店から出て、帰路につく芹。歩いている間も、バスに乗っている間も、そして帰宅して晩御飯を食べている間も、お風呂に入っている間も…)
(彼が自身に対して行った、あのえっちなマッサージが頭にまとわりつき、身体が火照って仕方がない)
(夢だったのかもしれない、しかし、あまりにもしつこくこびりつくあの快感の余韻が更に芹を混乱させる)
んッ……く、うぅっ………♪♪はぅ♪んっ……ぁ♪は、やっ……♪
(その日、芹は寝る前、ベッドの中で自らおっぱいや乳首、おまんこをいじり、オナニーをしていた)
(彼のマッサージの快感が頭から離れず、自らその快感を求めて………)
(しかし、えっちどころかオナニーすらめったにしない芹に、彼のマッサージの強烈な快感に対する欲求を解消できるようなテクニックは持ち合わせていなかった)
(すでに芹は自身のオナニーではイけなくなってしまっていた。彼のマッサージを受けたくて受けたくて、体中がうずいて仕方がない)
…………ッ………。
(数日後、予約を入れていた土曜日……この日までの数日間、芹は身体がほてり続け、えっちなことで頭が一杯だった)
(もしかしたら私の変な夢だったのかもしれない、でも……アレが、本当だったら。またあの快楽を……)
(部活でも風邪を引いているのかと心配されてしまうほどに頬を赤く染めた芹は、足早に彼の店へと向かった)
(そして…………)
…………こっ……こんにち、は………。
(マッサージ店の扉を開け、受付に立つ芹。あの日と同じ制服姿で薄っすらと汗ばみ、激しい鼓動をなんとか落ち着かせながら、挨拶をする)
(やっと、やっとしてもらえるんだ。あの日の快感を思い出しただけでおまんこがきゅんきゅんとうずき)
(すでにスパッツはじっとりと愛液で大きなシミを作って、内ももにつつ、と愛液を伝わせている)
(受付に立つ彼の目を見つめる芹の瞳は、性欲に溺れ、快楽を求めてハートマークを浮かべており…………)

【お待たせいたしました、長くなってしまいすみません】
【このような再来店でいかがでしょうか?】