(半開きになった千歳の口から、唾液をすする蝙蝠)
ん…ちゅ…
(そのまま唾液を与えていた千歳の舌を、蝙蝠が何度もつついてくる)
んぅ…ふ、ぁ…
(蝙蝠が何を望んでいるのかが何となく分かり、抗うことなく舌を突き出す)
(蝙蝠は嬉しそうな鳴き声を上げて、出された舌の唾液を吸い時には引っ張る)
ひゃ…ぅ
(そのまま千歳の舌を吸った蝙蝠だけど、やがて満足したのか口を離す)
(そして肩に乗ると千歳の頬に体を摺り寄せてきた)
…あ…
(唾液を吸われて惚けていた千歳に、また蝙蝠が肩から下りて何かを示してくる)
え…こうもりさん、そこに何かあるの…?
(気を取り直した千歳が、蝙蝠が示すベッドの下をのぞく)
鍵…?
(ベッドの下には、魔族の言葉が書いてある鍵が落ちている)
んしょ…
(四つん這いになって、上半身をベッドの下にもぐりこんだ千歳のお尻に、蝙蝠が乗ってきた)
あ、こらっ…そこに乗っちゃ…んんっ…!
(すると蝙蝠がお尻の肉を揉み始め、千歳は小さく声を上げてお尻をプルンと震わせる)
も、もぅ…こうもりさん、変なこと…う、んっ…しちゃ、だめ…んっ…
(それでもようやく鍵を掴んでベッドの下から戻ってくる千歳)
ふぅ…とれたぁ
(四つん這いのままの千歳のお尻に乗っている蝙蝠をちらりと見る)
(きぃきぃと鳴く蝙蝠の声が、千歳の頭の中にまた何かを閃かせる)
…ご褒美…ほしいの?
(とは言ってもどんなご褒美が欲しいのかわからないから、千歳はそのままじっとしていた)
【うん、じゃあよろしくねっ】