(ぱたぱたと羽ばたく音が聞こえ、蝙蝠が後ろからついてくる気配がある)
(千歳も安心して進み始めた)
ん、しょ…
(広さ的に進むのは難しくないけど、腹這いの移動に慣れてないからかゆっくり進んでいる)
(それに、這いずる音が下の部屋に聞こえたらまずいという気持ちもあった)
(少し進んでいくと、部屋に通じる鉄格子が見えた)
(そこから明かりと話し声が漏れてくる)
気を付けないと…
(よりゆっくりと這って、鉄格子の上を通過する)
(慎重に通り抜けると、ほっと息を吐いてまた進んでいく)
(薄暗い中を進んでいくと、後ろから蝙蝠が鳴いてくる)
え…トラップ…?
(万が一引っかかったら、この狭い場所では避けるすべがない)
(千歳は動くのを止めて様子をうかがう)
(その時、いきなり後ろから棒のようなものがお尻の穴に突き刺さった)
ひゃぅうっ!
(お尻をビクンと大きく震わせる千歳)
…っ…ふっ…ぅっ…!
(思わず声を出してしまったから、慌てて両手で口をふさぐ)
(どうやら刺さったのはただの棒のようで、ケガとかはしていないようだ)
……ふ…ぁ…くう、んんっ!
(でも蝙蝠が棒を抜く刺激でまた身体を震わせる)
(そして後ろからおちんちんをぐりぐりされながら、千歳はまたゆっくりと進み始めた)
は、ぁ…はぁっ…ぁっ…
(おちんちんがつつかれるたびに、千歳がぴくっと震えて小さく声を上げる)
(それでも何とか出口の通気口にたどり着き、慎重に出ていく)
ここ…どこだろう?