(千歳が下りた部屋には、色々な道具が置いてあった)
(三角木馬や、手足を固定するための鎖、鞭…)
(捕らえた人をここで尋問したりするのだろう)
(千歳の後から蝙蝠も部屋に入ってきた)
(蝙蝠は千歳の方に乗って、興味深そうに部屋の中を見回している)
こうもりさんも、ここは初めて見るの?
(蝙蝠の仕草に、千歳もつられるようにまた部屋の中を見回す)
(すると蝙蝠が羽ばたいて、三角木馬の上でぱたぱたと回る)
え…それ?
(千歳も三角木馬の傍まで近づいていく)
(蝙蝠は三角木馬の事を知りたがって、しきりに千歳に聞いてくる)
あ、えと…どんなんだったっけ…?
(じつのところ、千歳もテレビのバラエティの罰ゲームみたいなので見た記憶しかない)
(でも蝙蝠が知りたがっているから、自分が教えてあげたいという気持ちが湧いてくる)
たしか…ここのとこに乗って…
(千歳が三角木馬にまたがった瞬間、鎖が千歳の足首を固定してしまう)
え…あ、う、動いた…っ!?
(そしてガタンという音がして、木馬がひとりでに動き始める)
あ、あっ…と、止めないと…ふあっ、ああっ!ひ、ぃんっ!
(上下に揺れる木馬の背中が、千歳の股間に食い込んでいく)
はひっ!は、ぁひっ!だ、めっ…い゛っ、ひぃいっ!
(両足が鎖で固定されていて、揺れる木馬の背がより深く股間に食い込む)
(股から裂かれそうな痛みが走るけど、千歳自身に止めるすべがない)
ふぁあっ!ああっ!お、おねが…とま、止まっへ…ひ、ぎ、ぃいっ!
(瞳に涙を浮かべながら、千歳は少しでも振動から逃げようと木馬の首にしがみつく)
(自然に木馬の上に腹這いになる体勢になって、小ぶりなお尻が木馬の振動でプルプルと揺れている)