(魔力を増幅した魔法を放った千歳)
(無理して強化した分魔力の消費も激しいけど、威力もかなり増している)
(千歳から放った凄まじい冷気が、部屋全体を凍らせながら魔王へ襲い掛かる)
(それと同時に、後ろにいた蝙蝠がいくつかの光の玉を魔王に命中させた)
(すると魔王がぐらついて、片膝をつくのが見えた)
はぁっ、はぁっ…や、やった…!
(千歳の冷気と蝙蝠の炎が合わさって、想定しない威力が出たのかもしれない)
(これならもしかしたら、魔王と互角に戦える)
こうもりさまっ、すごいっ!す…
(笑顔で視線を向けた先にあったのは、血にまみれた蝙蝠の姿)
…え…?
(想像もしていなかった光景に呆然とした千歳の目前に、いつの間にか魔王がいた)
あ…あれ…?
(きょとんとした千歳は不思議そうな顔であたりを見回す)
(そして魔王をみると、その顔に無邪気な笑顔を浮かべた)
こうもりさまぁっ!
(ぴょんと魔王に飛びつき、身体を摺り寄せる千歳)
お…おどろかさないでよぉ…
(瞳に涙を浮かべて魔王を見上げる千歳)
ぼ、ぼく…こうもりさま、死んじゃったのかと思ったよぉ…ぐすっ…
(すりすりと魔王に頬ずりしながら鼻をすすっている)
でも…でも、こうもりさま、すごい…
まさか、こうもりさまが…魔王だったなんで…
(魔王を見上げる瞳に、明らかな恋慕の色が見える)
(魔王に密着していくうち、千歳は身体がどんどん火照っていくのを感じた)
(下着の中でおちんちんが勃起していく)
(お尻の穴も、魔王の肉棒を欲しがるようにひくついている)
ああ…こうもりさまぁ…
(とろんとした瞳で魔王を見上げる千歳は、媚薬に冒されたように欲情していた)
【今日も23時までだけど、それまでよろしくねっ】