(神様の言葉に千歳は思わず赤くなってしまう)
(言われた通り、千歳は性別は男の子のまま女の子にされてしまった)
(だからこそ好きな人(?)の赤ちゃんを欲しいと思ったし、その気持ちが嘘だとも思っていない)
こうもりさまが好きなんだもん…好きだから…産みたいの
(冷静に考えればかなりおかしい考えだけど、恋する乙女というのはそういうものかもしれない)
(そして神様は赤ちゃんを産む方法を教えてくれた)
(うんちが出せないというのは想像していなかったけど、男の子のまま産むというのはそういう事なのだろう)
(千歳が考えていると、神様が手をかざしてくる)
あっ…か、神様、あ、ありがと…
(ぺこりと頭を下げる千歳の姿が消え、意識が現世に戻っていく)
……ふぇ?
(がばっと起きる千歳を、蝙蝠が覗き込んでいた)
(どうやら朝になってしまったようで、窓から太陽の光が差し込んできている)
…ゆめ…かな……んっ…
(ぼんやりと呟く千歳に、蝙蝠が軽く口づけをしてくる)
(千歳は口づけをしながら、身体に違和感を覚えていた)
(おなか…下腹部が熱い)
(身体が、そして自分の身体にないはずの子宮が精液を欲しがっている)
…あかちゃん…
(千歳はさっきの夢が夢でないことを確信した)
(夢じゃないのなら、千歳のお尻の中に新しい生命が宿る可能性があるはずだ)
…こ、こうもりさま…
(少し迷ってから、千歳は蝙蝠に話しかける)
こうもりさまは…赤ちゃん、ほしい…?
(千歳は布団の上にうつ伏せになって、お尻を高く上げて、両手でお尻の肉を広げてお尻の穴を露わにする)
ねぇ…こうもりさまのせーえき…もっと、ぼくの…ぼくの、ケツマンコにちょうだい…?
(頬を赤く染めて、肩越しに蝙蝠に視線を送る)
2人で…赤ちゃん、つくろ?
【えへへ…やっぱり分かっちゃうかなぁ】
【でも時間的に〆るのは無理そうだし、今日は凍結でいい?】
【それでね、ぼくは次は日曜日の13時くらいにこれるから、それで最後にエッチしたいなぁ】