>>370
(ピンクのパンティを脱いで、ビキニのショーツを手に取る)
(白い色の水着は清潔な印象があって、千歳的にも好みだ)
(ビキニにはまだちょっと恥ずかしいけど、パレオも付けてみたい気持ちもある)
(そんな複雑な気持ちでショーツを穿こうとすると、後ろから視線を感じたような気がした)
(ショーツを穿いてから後ろを見てみたけど、特に誰も覗いていない)
…きのせいかな?
(きょとんとしながら今度はTシャツを脱ぐ)
(顔立ちが女の子で華奢な体つき)
(平坦な胸を見ても、千歳を知らない人はきっと男の子だとは思わないだろう)
(実際女装して街中を歩いても、男の子だとバレたことは1度もない)
(今度はビキニのブラを手に取って、なかなか器用に着ていく)
(そしてパレオは、青色の物)
(性格のせいなのか、あまり赤のように強い色のものはあまり身に着けない千歳)
(今回も青のパレオを自然に選び取っている)

…こんな感じかなぁ
(手にしたパレオを腰に巻いて、試着室の鏡で自分を見る)
(男の子らしくないスレンダーな身体に、白のビキニと青のパレオが上手くフィットしているように見える)
あ、そうだ、帽子…
(麦わら帽子をかぶると、なんかリゾートに来たお嬢様っぽくて、さらにいい感じに見える)
(ただそれは千歳の感覚だから、やっぱり奏にも意見をもらわないといけないだろう)
(千歳は振り向いてカーテンを開けると、外で待っていた奏に水着姿を見せた)
ねぇねぇかなちゃん…こんな感じなんだけど…どぉ?

【こんばんわぁかなちゃん】
【今日も23時くらいまでお話しできるからよろしくねぇ】