(更衣室のカーテンが開き中から出てきた千歳を前に、奏はおお〜〜!と歓声をあげて手をたたく)
(麦わら帽子をかぶっている様子はまるでどこぞのお嬢様とも見間違うほどに愛らしく)
(そして自分の一番好みな感じをしっかりと突かれたような、そんな感覚がある)
(大好きな人の、一番見たかった姿を前に好きだという言葉だけでは言い表せず)
…すっごく可愛い…!ちぃちゃんめっちゃ可愛いよっ!
(凄く似合ってる!と千歳に何度も言いながら、絶対にこれを買おうとお願いする)
(足りない分は、兄から借りてきたお金があるからと……)
絶対これ良いよ!ボクもお揃いの買う!
(自分に似合っていても似合わなくても、同じようなタイプの水着を買うと意気込んで)
(千歳が再び服に着替えなおすのを待ちながら、どの色が良いか決めてもらおうと考えたようだ)
ちぃちゃんちぃちゃん、ボク何色が似合うかな?
(千歳と同じビキニの前で、どの色が似合うだろうかと尋ねる)
(赤や青、白や黒…それらを手にしながら身体に当てる様子を見せて)
ちぃちゃんが白なら、ボクは黒でもいいかなぁ…えへへ。
(ちょっとセクシーすぎるかも〜なんて言いながら、千歳とお揃いの水着を楽しみにしているようで)
ちぃちゃん選んで〜〜!ボク、ちぃちゃんに選んでほしい!
(大好きな人が選んだ色を着たい、そう思って千歳にビキニの色を選んでもらう事に…)
【やったぁ!23時まで!よろしくねっ!】