(隣で同じように浮いている奏が、笑顔で話しかけてくる)
うんっ、ぼくもかなちゃんが一緒でよかったぁ
(昨日の出来事は、まだ心の中に残っている)
(それでも奏と一緒にいれば大丈夫という気持ちになる)
(ぷかぷかと波に揺られながら、奏と来てよかったと心から思える千歳だった)
(そのまましばらく遊んでいると、奏が海の家に行こうと誘ってきた)
ジュース…?
(きょとんとする千歳に、奏はヤシの実ジュースの事を話してくる)
(それを聞いた千歳の顔がぱぁっと笑顔になった)
なにそれ、美味しそう…かなちゃん、飲みに行こう!
(ヤシの実の甘そうな味のイメージが頭の中に広がり、千歳はすぐに賛成した)
(そしてもう少し遊んだ2人は、砂浜に戻って海の家へと歩いていく)
(千歳は気づいていなかったけど、腰に付けていたパレオが濡れてくっついて、ビキニショーツの股間の形が露わになっている)
(それにパレオがちょっとめくれて、ビキニが食い込んだお尻が見えてしまっていた)
(本当なら気づくのだけど、千歳はヤシの実ジュースが気になって、お尻の事に注意が向いていない)
(ただ夢中になって、奏のあとを追って海の家に向かっていく)
【かなちゃんお待たせぇ】
【今日も23時までだけどよろしくお願いしま〜す】