>>645
(へたりこんだままぼーっとしている千歳に、おじさんが再開を伝えてきた)
…あ…う、うん…疲れて、ないけど
(立ち上がるより先に、近づいてきたおじさんが千歳をひょいと持ち上げる)
っ…!
(そのまま千歳を椅子まで運んでいって座らせてくれるおじさん)
……
(おじさんの手が触れたところを撫でる千歳)
(ただ触れられただけなのに、そこがなんだか熱く感じる)
(戸惑う千歳に、おじさんが新しいポーズを提案してきた)
う、うん…せなか、向けて…
(言われたとおりにおじさんに背中を向けて、膝立ちになってちょっと振り返る)
(椅子で支えられる分、さっきよりも姿勢は楽だ)
(ポーズが決まったのか、おじさんがじっとしているように伝えてくる)
うん、始めていいよ、ひゃあっ!
(同時にお尻を触られて、一瞬身体を震わせて声を上げた)
……
(でも今度は何も言わないで、そのままじっとしている)
(今度は、おじさんに触られたおしりが熱くなっていた)
(その理由がなんだか分からなくて、戸惑いながらポーズをとり続ける千歳)

(少しした頃、おじさんが話しかけてきた)
え…?
(見せるの意味がよくわからなくて、きょとんとしている千歳)
(そしておじさん目を見ると、その視線が自分のおしりに向けられていることに気づく)
(さっきまでなら、舌を出して断ったかもしれない)
…も、もっと…?
(また心臓が速く高く打ち始める)
お、おじさん…
(自分で自分が分からなくなってくる)
(いけない事をしようとしているのに、それを止められない自分に戸惑ってもいる)
み、見て…いいよ…

【おかえりなさぁい】