(いつもなら、「えっち!」と言ってべーと舌を出して恥ずかしそうにお尻を隠す仕草をしただろう)
(けれど今は、そんな様子もなくどこか恥ずかしそうに、戸惑うようにして頷いてくれた)
(お尻をもっと見ても良いか?なんてセクハラと言われても仕方のない言動だというのに)
(千歳の言葉にどきりと胸は高鳴り、緊張しつつもキャンパスごと千歳の近くに持っていく)
(先ほどよりもずっと近い、手を伸ばせば触れることができてしまうような位置で)
……。
(千歳のお尻のデッサンは進む、キャンパスの中でスカートは輪郭だけあるものの中身はない)
(千歳のお尻のライン、脚のラインが想像ではなく浮かび上がる様子のまま描かれ)
(ショーツの形は先ほど盗撮で見たままを、股のふくらみも…)
…千歳ちゃんは、今日は何時に帰らないといけないのかな?
(尋ねながら、じっとお尻を見ると再びペンを走らせ)
……もっと、描きたいなって思っちゃってさ
(声は緊張にし、ごくりと喉を鳴らすと千歳のお尻に手を伸ばし)
もう少し、描きたい…。協力して貰えたら嬉しいな、て
(お尻の輪郭を指先でなぞる様にするりと滑らせ)
(そのままお尻の中央、谷間へと走らせるととんとんと中心辺りを指先でノックする)
どうかな?千歳ちゃん
(指の腹でぐりぐりとその場所を押し込みながら、返事を貰おうとしている)