>>70
(水路は薄暗くも灯りはあり、見張りも少数ながら存在するようだ)
(大した数ではないものの、それでもかなり強い魔物たちだ)
(しかし、今の千歳なら…魔王の半身でもあるアレスと訓練を続けてきた千歳なら簡単に倒すことはできるだろう)
(魔物たちは千歳を発見するとすぐさま襲い掛かり、千歳を捕えようとする)
(手には武器を持ち、千歳を犯すのではなく倒すのを目的として攻撃をしてきており)
(油断していればかなり危険なことに変わりはなかった)

(倒しながら進む千歳は、暗がりの中に小部屋を発見する)
(そこから階段を登れば食糧庫へとたどり着き、すぐ近くには調理場が存在しているようだ)
(もう一度水道に戻り道を戻ることもできそうだが…少し探索して何か役に立つものを見つけることができるかもしれない)
(誰かに見つかる可能性は十分にあるが、隠れる場所も多く最悪食料を入れる箱などに潜り込めばやり過ごすこともできそうだ)

(そのころ、調理場では一人の魔物が料理の下ごしらえをしているようだった)
「美味い肉料理でも作りたいところだがなぁ、搬入がさぼってなけりゃああるんだが」
(そんなことをぼやきながら、魔物は少し後に食糧庫に向かうつもりでいるようだ)


【終わりよければすべて良し!千歳ちゃんが凄いマゾっ子になっちゃうのもいい!!】