>>74
「なんだぁ?なんで人間がいるんだ?」
(ごそごそと動いた箱の中身にカエルは包丁を振り上げるが)
(すぐさま使われた魅了魔法によって振り上げた包丁は止まり、千歳を見て不思議そうにしている)
(魔物は戦意が一気に消えたことで理解が追いついていないようで、人間相手だというのに普通に話しかけてしまっていた)
(それでも包丁を手放してはいない辺りは魅了が完全に効いているとは言い難い状態だ)
「そんなところに入って何やってんだ?もしかして泥棒か?」
(カエルは包丁を手にしたまま、千歳の返答次第では切りつけるつもりでいるようだ)

「狩りの奴らが獲ってきたとっておきってお前の事か?でもなんで生け捕りなんだ…?」
(カエルは色々な情報と相手に敵意を向けることができない困惑から思考が定まっていない)
(不意をついて逃げることもできるだろうが、もっと誘惑して完全に魅了してしまえば)
(有意義な情報はいくらでも引き出すことができそうだ)
「しかしお前さん、うまそうな身体だ…魔力も上質、なんで襲う気になれないのかわからないくらいだ」
(カエルは周囲を見渡しつつ、千歳が何者であるかを探ろうともしているようだ)


【今日もよろしくね!今日は何時まで遊べそうかな?】