ちっ、しまっ!
(油断してた補は思えないが、存在を無視していたナメクジが肉壁となり倒れてくる)
うべっ!くぅぅ
(体中に気色の悪い粘液がまとわりつき、地面に腰を突くように落ちた)
ぺっ、ぺっ……何言ってやがる! まだ、まけたんじゃ……ひぃ!
(地面に足を広げたまま腰を抜かしたかのように座るアラリア)
(だが、もぞりと動く感触と共にようやく粘液まみれの体に何があるかを気付いた)
ひひぁあ! き、気持ちわるぃ、な、離れろ!
(ナメクジが何匹か彼女の素肌に這いまわってきている)
(ナメクジに嫌悪感を感じるのはアラリアだって同じだった。それが体を這い回れば声の一つも上げる)

やめっ……気持ち悪い、くすぐったいの……やめろぉ
(必死に体を振るってナメクジを振り落とそうとする)
(手でも払おうとするが、どうやら、ねっとりと地面に張り付いているのが魔物にも見える)
(身体をわずかに隠すアーマーの中にも入り込む感触は、ますます彼女の嫌悪感を増幅させていって)
ふ、ざけんな! こんなのどうにもっ
(だが、手が動かせないことから、どうやらエネルギーを吸われあまり力が出てないような感じで)

ざけんなっ! こんな気色悪いもんで快楽なんてわるわけねえだろ! ひぁっ!
(未だにエネルギーロスと粘液に戦うアラリアにさらに感触が襲った)
(気持ち悪い存在のはずなにに、じわりと火照るような感触が這い回るたびに強くなってくる感じがしている)
くそっ、きしょくわるい! 這い回んな! んぅぅ! く…足までぇ
(どんどんと体中に這い回るナメクジが増えていって、少しづつ彼女の嫌悪感に満ちた吐息が艶を帯びてきていた)
んぅ…ふ、くぅ……
(濡れた場所は淡くてかり地面と淫靡な糸を引く粘液)
(引き締まった筋肉と柔らかさが混じった褐色と白色の肌がその粘液にまみれ)
(さらには彼女のわずかにしか体を隠さないビキニ衣装がそれをさらに魔物達に淫美さを見せつけってるようで
このっ、んぅぅぅ!
(彼女の太もも、足、胸などどんどん増えてくるナメクジに、彼女の声はどんどんと淫猥なものに変えていくようで)

ひぐっ!
(そうすると、胸に痛みが走り、何かを流し込まtれて行く)
ああぁ、なっ! なにをぉ!
(胸に走る未知の感覚と膨らんでいく快感の種に彼女は戸惑いの声を上げていて)