(外の生暖かい空気を感じながら私は外を悠々と歩きます)
ふふ……
(非常口から裏道のような道を抜け、歩道へ出るとあたりは疎らに灯る街灯のみが周囲を照らすのみの状態でした)
ここで……あっ、忘れてた
(バイブレーターを用意すると、私はスマホを取り出します)
はい、それでは次の報告に入りますね
(『制服』姿で写真を撮ると、人気のない路上へと歩いていきます)
さすがに深夜の観光地だけあって人気は全くないですね…
(人気のない歩道に到着すると立ち止まり、バイブレーターを秘所にあてがいます)
っ……
いつ……人が来てもおかしくないのに……
(何度か秘所にバイブレーターを擦り付けていると愛液が潤滑油の役割を果たすように秘所へと入れ込んでいきます)
うっ……あぁ……
(秘所に入れたバイブレーターの電源を入れると、静寂に包まれた深夜の路上にて私の吐息とバイブの駆動音が聞こえていました)
もう少し…もう少しで……
(誰に見られるかもわからない緊張感に包まれながらバイブレーターをにぎる私の手への力は強くなっていきます)
……っ!!
(絶頂に至る寸前で遠くから人間の歩く音が聞こえました)
は…早くどこかに……
(咄嗟にバイブレーターのスイッチを切ると建物の影に隠れます)
(疼く体を抑えながらじっとしていると、私のいた場所を懐中電灯を持った人が通り過ぎていきます)
まずい…っ!!
(すぐ近くに人がいる…見られてしまうと取り返しのつかないことになる…そういった緊迫感に私の感覚は鋭敏化し、絶頂に送り込まれました)
……!!
(口を押さえ絶頂に至りますが、その際に物音が立ってしまい懐中電灯の光がこちらに向きました)
(咄嗟に私はその場から駆け足で逃げ去り、非常口の中に入り込みます)
はぁっ……はぁっ…………
(身体がそれどころではないと判断したのかここに逃げ込む間は陰核や乳首からの刺激を感じることはありませんでしたが、非常口の中に入り込むといつもつけている時よりも強くその感覚が体を襲いました)
あ…危なかった……っ!!
(危機感を感じていた自分の心とは裏腹に私の秘所は愛液を分泌し、快楽を享受して疼いているようでした)
…残りの指示も終わらせないと……
(私は過度の緊張感を得て朦朧とした意識の中温泉に向かうと、脱衣所でブーツとグローブを外し温泉に浸かります)
……はぁ
怖かった……でも……
(腰まで使った状態で一息つくとクリップを外し、ため息をつきます)
私……この感覚を楽しんでる……
(いつ人に見られるかわからない、身の危険もあり得るかも知れない状況の中快楽を得ていたのは確実でした)
ふふ……あははは……
(疲れの中、緊張から解放されたからなのか私の口から乾いた笑いが溢れました)
(温泉から上がり、身体を拭くと躊躇することもなく全裸で廊下を歩き、自分の部屋へと戻ります)
今日は…もう疲れた……
(私は事前に敷いていた布団に倒れ込むとそのまま眠りについていました)

【もう少し続きます】