(恥ずかしがる千歳の質問に、おじさんは当たり前のように答えてくる)
そ…そうなんだ…えへへ
(千歳の方は真っ赤なままうつむいて、小さく微笑んで返す)
(そんな千歳に、おじさんがご飯をすすめてきた)
う、うん
冷めないうちに食べちゃわないとね
(はっとしたように千歳も箸を手に取って食事を始める)
(最初に口に入れたのは、手近なお皿にあった山菜の天ぷら)
っっ…お…美味しいっ…!
(感動の面持ちで天ぷらを味わい、それから色々なおかずを食べていく)
うん、おじさんっ…こんなに美味しいのぼく初めてかも!
(ぐつぐつ音を立てる鍋にも視線を向けていると、おじさんが新婚旅行の話もしてくる)
ふぇっ…う、うん…
(さっきの話を思い出してまた頬を染めておじさんを見る)
…なんか、こういうのっていいね…
女の子って見てもらえて…それで新婚旅行って…嬉しいな
(食事とは違う感動に心を染められながら、千歳は美味しい食事を楽しんだ)
(ご飯を食べ終わった後にくつろいでいると、旅館の人が布団を敷いてくれた)
(まだ寝るには少し早いけど、温泉での疲れもあるから寝ようと思えば寝れるかもしれない)
(するとおじさんが、布団の位置の話をしてきた)
(みてみると、2人の布団がぴったりと寄り添うように敷いてある)
(おじさんが隣で、千歳のおしりに手を伸ばしながら話しかけてきた)
んん…ぁ
(おしりを揉まれながら、千歳は嬉しそうな笑みでおじさんを見上げる)
お、じさんが…後悔、しないなら…
(千歳はある種の決意を秘めたような瞳で、おじさんを見つめて返答する)
ぼく…今すぐ…んんっ…おじさんの、お嫁さんに…なりたい…
【じゃあこれで凍結だね】
【ぼくの予定だけど、明日だと20時くらいに来れると思うよ】
【おじさんは明日も来れそうな感じ?】