>>404
(千歳の返事に頷くおじさん)
(おじさんが話を続けると、千歳も身を乗り出すように頷く)
うんっ、ぼく悪い人たちは許さないよっ
(パンチを打つようなポーズをして意気込む千歳)
(その様子を見ながら、おじさんはさらに話を進めていく)
…ふぇ…
(それを聞く千歳の表情がだんだんと不安なものに変わっていく)
い、痛めつけ…それに、え、えっちな…?
(これまでの撮影はポーズをとるだけだったから、千歳は何も考えずに楽しんでいた)
(でもおじさんの言う通りだとすると…)
お、おじさん…ぼく、縛られたり、牢屋に入れられちゃうの?
そ、それに…痛めつけられたりとか…あと、その…え…えっちって…?

(その疑問に答えるように、千歳に想像させるようにおじさんがシチュの内容を話していく)
お…犯さ…?
(今までの人生で聞いた事のない言葉が頭の中に入ってくる)
(同時に、さっきみたおじさんの同人誌の内容も思い出されてくる)
(縛られたままおしりを掴まれて、何度も肉棒を突き入れられる女の子の絵)
(ひどい事をされながら快感に溺れていく女の子の顔が、千歳の頭の中で自分の顔に変わっていく)
(そして千歳を犯す男の人の顔が、おじさんのものへと変わっていく)
(そこまで想像した瞬間、一際高く胸がどきりと高鳴った)
お…おじ、さん…?
(胸の前で両手できゅっと握りこぶしをつくり、少しうつむきながら小さい声で話す)
1つ…聞いていい?
(何となく、どこかの漫画で見たようなセリフが頭の中に浮かんだ)
なんで…ぼくなの?
ぼく…男の子、だよ…?