>>406
(言ってしまった後で、急に恥ずかしくなってきた千歳)
(まるでおじさんに、変な趣味があるような言い方にも聞こえたかもしれない)
(おじさんが機嫌悪くなるのは嫌だから、さっきの言葉を取り消そうと口を開きかけた)
(でも千歳が声を出すよりも早く、おじさんが千歳の質問に答えてくる)
え…
(それは千歳にとっては意外だけど、でも嬉しくも感じる答えだった)
(おじさんは千歳が男の子だという事を知っていて、その上で可愛いと言ってくれている)
(そしておじさんのモノにしたいともはっきりと伝えてきた)

(高鳴りだした胸が止まらない)
(男同士なのに、おじさんの顔をまともに見られない)
(そしておじさんに頭を撫でられると、どんどん頬が赤く熱くなってくる)
あ…あ…
(そのままおじさんが千歳の事を好きだと言ってくると、頬の熱さが身体にまで伝わっていくような感覚がした)
あ、の…ぼくも…お、おじさんのこと…
(撫でられながら顔を上げると、微かに潤んだ瞳でおじさんを見上げる)
(いつも家に呼んでくれて、優しく接してくれるおじさんがかけがえのない存在のように思えてくる)
お…おじさんなら…いいよ…?
(おじさんを見上げたまま、千歳はさっきよりもはっきりと声を出した)
ぼ、ぼく…おじさんの、撮影…全部やりたい
(千歳の微かに瞳は男の子ではなく、どことなく恋する女の子のそれにも似ているように見えた)

【全然気にしてないよっ】
【でももうすぐ0時だし、次のおじさんのレスで凍結でもいい?】