>>407
(思わず言ってしまった「好き」という言葉だが、その言葉には偽りはない)
(自分の言葉に見る見る顔を赤くして照れている様子のチトセがかわいくて仕方がなくて……)
(そして、意を決してはっきりとした言葉で、でも瞳を潤ませてまるで女の子のような千歳を愛しく思い)

やっぱり、千歳くんは可愛いなぁ

(思わず出た言葉とともに千歳くんのきゃしゃな体に腕を回して ぎゅっ と抱きしめて)
(さらに頭をなでなでして可愛がる泰造)

……それじゃあ、さっそく続きをやろうか
さっき話したみたいに悪の奴隷売買組織に姫騎士チトセが乗り込んでくるところから……でいいかな。

(そう言って、抱きしめていた千歳を解放してスマホを取り出してカメラを向ける)

大丈夫かな? 姫騎士チトセになり切れる?
もし何か思いつくならセリフとかも言ってくれたらオジサンうれしいなぁ……

(そう言いながら、 ぱしゃっ ぱしゃっ とシャッターを切って撮影を開始する)
(先程と同じように最初は姫騎士チトセの活躍するところを撮影してヒロイン感を盛り上げようとして……)


【了解です。じゃあ今夜はここまでということで】
【次回は明日の同じ時間でも大丈夫かな?】