んーん。
良いんだよ。君がゲームしてるとこ見るの、お姉ちゃんも楽しいしね。
お姉ちゃんも持ってるだけでやってなかったりするからさ、
君が来てくれて、こうして遊んでくれるだけでもゲームだってありがたいと思うよ。
(ゲームをしながら申し訳無さそうな顔をする鷲一くんに微笑む)
(彼がゲームをしているのを見たり、その脇で本を読んだりすると何故か集中できる)
(というのも、小学生時代に友人の家でゲームをして遊んでいた頃を思い出すからだった)
(そのためか、芹の番が回ってきていないときであっても退屈しない)
………。
(ジュースを飲みながら彼のプレイを眺める芹。ふと気がつくといつも同じキャラクターをつかっている)
(おっぱいがおおきくて、髪が長くて凛々しいお姉さん。芹はふぅん、と小さく納得するようにうなずく)
(鷲一くんはこのナツメというキャラクターが好きなんだ、と確信する)
やっぱり上手だねぇ、鷲一くん。お姉ちゃんなかなかうまくできなくてさ。
車のゲームだったら自信あるんだけど、アクションはやっぱりからっきしだよ。
(彼の器用なプレイを見ながら芹は苦笑いを浮かべる)
(そんな雑談をしながらも、芹はある計画を思いつく。しかしそれは彼に感づかれないようその日は過ごした)

(午前中から二人でゲームをはじめ、お昼ごはんを食べてそして午後)
(めずらしくえっちなことは無しで晩までゲームずくめで、二人で夕食を食べた)
ふふ、肩凝っちゃったよ。こんなにゲームしたのも久しぶりだったからさ。
鷲一くんは大丈夫?随分集中してたけど…。ま、楽しんでくれたら私もゲーム持ってた甲斐があったってもんだよ。
じゃ…ね。また今度。次は週末に遊ぼうよ!…あ、鷲一くん…♪
……ちゅっ♪
(夜。彼が家に帰る時間になると、早速次に会う予定を立てる)
(そして彼が玄関で靴をはき、家を出る時芹が呼び止める。そして振り返った彼の額に軽くキスを落とす)
ふふっ♪じゃあね♪
(満面の笑みで小さく手をふる芹。芹の計画は、週末に向けて早速動き始めた)

【では改めてよろしくおねがいします♪】