わ、分かってますよ…。
男の人なら芹さんほっとくとかありえないことくらい。
僕だって鍵でもかけて盗られないようにしたいくらいですよ。
(大方「もう相手がいる」とお断りを出しているのだろう…
でもそのお相手がこんな小さくて男らしさの薄い僕なのだ。
一刻でも早く男らしくなりたい…そう思うのも日常だった。)
うー、こりゃ…ダメだな。ちょっと機体いじってみよ。
(芹さんは皿洗いをしてると思わせて、
とんでもない格好に着替えていると知る由もなく…
再びコントローラーを握って戦場へと戻る…のだけどやっぱり調子が出ない。
今日ヤることを考えたなら男の子である以上は集中力を乱されて然るべきだ。)
ん、芹さん。待っ…。ど、どこでそんな服ぅ…。
(「待ってたよ」って言いたかったのが口がブレーキを踏んでしまう。
芹さんの法を向いて目を開いて、思わず口に手を当てて…
ちょうど画面に映っているのが軽装から戻したのかお馴染みのスーツの方のナツメ。
そしていま目の前にいるのがあれがそのまま
画面から飛び出してきたのではないかというナツメさん…のコスプレをした芹さんだ。)
(彼女はよくエッチのためにぴっちりした衣装を着込んでくるのだけど、
まさかお気に入りのキャラの格好で出てくるとは思っても居なかった…わけではない。
でも気がつくのが遅かった。僕のお気に入りがナツメさんだと知っていれば簡単に導ける答えだったから。)
そ、そうですよ!?僕が護衛対象ですから…芹さ…。
いえ、ナツメさんはぴったりくっついて僕の事を護衛してください。
護衛対象の僕がどっかに逃げたりしないように…捕まえててください…っ。
(いつもの調子で名前を読んでしまうのだけど、
台詞も賢明に合わせているのだから、
こっちもそれっぽく振る舞おうとその格好に見合った名前で呼んで…。)
(あまりにも卑猥な格好で出てくるものだから、抑え込んでいた欲求が一気に股間に集まって、
ズボンの中で一気に高いテントを作ってしまうくらいに興奮しちゃうのでした。)
【こ、これは危険ですね…!もうゲームの方のナツメさんも今までと同じに見られない気がする。】