(逆さに映った目の前の魔法少女を恨めしげに睨む)
(形だけ心配するような言葉を吐きながら苦しむ自分を心底楽しそうに見下ろしている、その顔は邪悪そのもので)
(全部こいつの仕業だったのか――とノイズの走る意識の中で気づけなかったことに後悔する)
んぐぅぅ〜〜〜・・・っ!?
(ごぼぼ、と口の中の魔物が無理やり喉の中を滑る)
(食道を通り腹の中へと収まったらしく、急に呼吸が自由になる)
・・・っ、かはっ・・・!ごほ、ごほッ・・・ゲホゲホッ!
・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・
っちき、しょうッ・・離しやがれッ・・・バケモノ野郎っ・・・!!
(無理やり異物を腹に押し込められた苦しさに抗いながら睨みつける)
(そんな悪態も意に介さず逆さ吊りの少女の股間部に手を添える)
・・・っ、ぐ!?・・・あ、ぐぅぅッ・・・!!なに、をっ・・・やめ、ろぉっ・・・!!
ぐ・・・あ゛ぁぁ――っ・・・!!
(彼女の手から光がにじみ出すと、蛇がすっぽりと収まった肛門の痛みが加速度的に増す)
(元々かなり無理のあった挿入口が魔法によってさらに収縮しようとし始め、それにより苦痛が増幅されているのだ)
(身体を強張らせて絞り出すような悲鳴をあげる)
はぁっ・・・はぁっ・・・はぁっ・・・うる、せぇっ・・・
全部、てめえのしわざだろうがッ・・・
(正気を失った仲間たちが目に入る)
(こいつをどうにかすれば助ける手立てはあるはず――その望みは捨てていなかった)
はんッ・・・こんなの、どうってことねーな・・・っ!
てめえなんざ、すぐぶっとばしてっ・・・