……んっ…………はぁ…………
やっぱり……共感覚が…………発生してる……
(彩文に対して強い感情を抱き、数日間と言えど高密度の魔力を帯びた淫紋を刻み続けた結果紗枝の身体には彩文と一部の感覚をリンクするような感覚を覚えていた)
(スカート越しに秘所に触れて昂る快楽を抑えながら彩文の嬌声に耳を傾けているが彩文も声を押し殺しながらも辞意と快楽に身を委ねていた)
……っ…………ぁ………………人間の身体だと……あまり制御が…………
(彩文と初めて会うまでは長期間人間に擬態する期間なども久しくなかったため、多少強化しているとはいえ妖魔より格段に限界量の低いに紗枝の身体も限界を迎えつつあった)
(そこに彩文への愛と擬態による人格の乖離なども相まって紗枝の身体は一人の快楽を求める少女のモノになっていた)
……っ!!
(彩文が絶頂を迎えたのと同タイミングで紗枝も集中力をかき乱されて気配を殺すこともできずに絶頂に至りその反動で背中を預けていた扉を揺らしてしまう)
あ…………彩くん…………ごめんね…………邪魔しちゃって……
(扉の取っ手を掴んで身体を支えるようにしながら立ち上がると、鍵がかかっていればさも当然のように魔力で開けて姿を現す)
…………彩……くん…………私……私ね……
(ふらふらとした足取りで彩文に近づく紗枝の表情は彼が共感覚で与えた快楽により頬が紅潮して息が乱れており、目は酩酊しているかのように彩文を捉えることだけで必死な様子だった)
(それが演技なのか、淫魔としての本能が掻き立てられたのか今の紗枝にも確証は持てないが明らかにその体は彩文を求めて疼いていた)
私ね…………ううん……私も……我慢……できなくなってきちゃったの………………
(彩文に近づきながらもブレザーやカーディガンを肩から落とし、スカートに手をかけるとファスナーを下ろす音とともに静かに落ちていく)
(ブラウスの裾からは黒いレースのショーツが見え隠れし、汗で薄らと透けたブラウスからも同一のデザインのブラが見えていた)
(今まで彩文に対して下着姿は兎も角滅多に上着を脱ぐようなことすらしていなかった紗枝が制服を脱ぎ、僅かに晒していた下着はその印象とは異なる大人びた印象を与えるモノだった)
お願い……一緒に…………やろう……?
(便座に腰掛けていた彩文に紗枝は跨る様に圧し掛かると彼の同意も得ずに唇を奪う)
んっ…………
(舌を絡ませ、唾液を吸い上げるように貪欲なキスをすると、彩文のショーツ越しに割れ目へと手を這わせる)
ぁ……はぁ…………んっ…………
彩くんが……気持ち良さそうにしてると…………私も……満たされて……気持ちよくなっていくの…………
(一度唇を離し、そう告げると紗枝は彩文の耳に舌を這わせる)
【申し訳ありませんが本日はこれから仕事になってしまいますので、夕方ごろまでお返事は難しいかと思います】
【お返事等は合間に適宜確認させていただきますのでこちらも余裕ができ次第お返事を書かせていただきます】