>>112
はぁ〜、それなら良かった。
紗枝ちゃんは優しいね。
(大丈夫と言われて汗を拭きながら、無邪気な笑みを浮かべてはいたが)
(淫魔として人の匂いに敏感な紗枝でなくとも、鼻が良い男子が言うように彩文の汗の匂いは完全に少女のそれになっていた)
それに、紗枝ちゃん服の趣味も良いし、とても可愛いよ。
スタイルも良いから、ジュニアモデルさんでも通りそうだしね。
うん、行こう。紗枝ちゃんの気に入る服があれば良いね。
(息が整って、デイバッグの中に居れて来たペットボトルのお茶を一口飲んで落ち着くと)
(紗枝の服装を見て微笑み、お世辞なしで趣味が良いなと感じていて、叔父さんに紹介すればモデルに誘いそうと思っていた)
(もしかしたら、同じ年頃の女の子が行くショップより、もう少し年上の女性が行くところが良いかなと考えつつ)
(取り敢えずは予定通りのお店に行って、気に入らなかったら別の店に行けばいいと気楽に手を繋いで歩いて行って)
ありがとう、紗枝ちゃん。
濃い色の服も持ってはいるんだけど、それ着るとどうしても色白なのが強調されるからあまり着ないんだ。
(紗枝と話をしながら歩きながら、頬にそよ風が当たれば心地よさそうにしつつ)
(黒っぽい服やネイビーの服、暗くはないが赤や緑でも濃い色の服は持っていたが)
(生まれつき色白の肌が余計強調されて華奢な体躯と相俟って、より女の子に見られ易くなるからあまり着ないと説明して)
……あっ、うん。
最近、少し太ったのかちょっときつくて、今日は少しだけ楽なチノパンにしたんだけど、スキニージーンズの方が良かったかな?
(お尻や太腿の辺りがきつくなったとは言わず太ったと言い換えて、彩文も既に体型が明らかに変化してきていることに気付いていたが)
(それは言わずに誤魔化して、徐々に店に近づいて来ればより緊張が増して繋いだ手に少し力が入る)
紗枝ちゃんもスキニーにするかは別にして、ジーンズも似合うかもしれないね。
(可愛い服を見たいと言ったものの、この前二人でイった時のことを思い出して)
(紗枝の脚が綺麗だったから、ジーンズも似合うんじゃないかと勧めてみる)

【紗枝の着ている下着の件は分かりました】