ハァ、ハァッ……紗枝ちゃん……ンァァっ……ンぁ……大丈夫?
(白濁液の匂いを含んだ媚薬効果のある空気を吸った彩文は、トロンと快楽に蕩けた瞳を紗枝に向けるが)
(視線を向けた先の紗枝も苦しそうな吐息と頬の紅い状態から、彼女も発情していることが分るが)
(何かをしてあげる余裕は全くなく、自分の湧き上がる淫欲を抑えるのが精一杯で)
(抑えようとしても抑えきれず、胸に当てた手に僅かに力を込めただけで快感が走る状態になっていて)
(ボタンを外しスキニージーンズの中に入れた指先は、陰核へと変化した元のペニスに触れるか触れないかで逡巡し指を伸ばしては縮める動きを繰り返していた)
紗枝ちゃん……ンぁ……あっ……なにを……ンハァ……ハァ、ハッ……。
(這って来た紗枝の身体が触れただけで、その部分の肌からは快感が湧いて身体をピクリと震わせて)
(媚薬成分の混じったと息を吸い込めば、身体の火照りは一段と強くなり快楽を開放することしか考えられなくなりつつあって)
(紗枝がスキニーのファスナーに手を掛け下ろし始めても、驚き目を開くだけでスキニーの内側に入れていた手で制することもなく受け入れただけでなく)
(スキニーと一緒にショーツまで下ろそうとする紗枝の手の動きに、お尻を浮かせて脱がせる動きを邪魔しないようにしてしまう)
ハァ、ハッ……ん、ぅん……お願い……ぁハゥ……紗枝ちゃん……ン、ンンッ……。
(ショーツを股下まで下ろされた彩文の秘所は、外見からはもう女の子そのものの一本の縦筋が入っただけの性器で)
(痛くしないとの約束に唯々諾々と従いお願いまでしてしまって、唾液が濡らした指が秘所に触れただけで身体をピクリと揺らし甘い声を上げて)
紗枝ちゃん……ンぁ、ぁンッ……すごく良い……ン、ンァ、ァハッ……ン、ンッ……。
(割れ目に宛がわれた指が激しく蠢けば、彩文にも股間とお腹の奥から幸福感を伴った快楽が湧き上がる)
(耳に舌を這わされ甘噛みされるとピクリと身体を弾ませ、空いている紗枝のもう一方の手が成長過程の胸に当てられれば)
(カットソーとジュニアブラ越しでも乳首が硬く勃っているのが分かるほどで)
(彩文も紗枝の手の動きを真似るように豊かな胸に手を当てて優しく撫でる)
ンぁ……ァン……ンフッ……ハァ、ハァ……紗枝ちゃん……ン、ンァ……もっと……ンクゥ……して……ァハッ……。
(紗枝の秘所に這わせた指が陰核を軽く弄べば意識は軽く飛んで、膣口を塞ぐ瘡蓋も紗枝の唾液と内から溢れる愛液で少しずつ柔らかさを増して)
(自分の身体をコントロールできなくなった彩文は、自分から性器を紗枝の手に押し付けるように腰を動かして)
(白濁液の劣情を誘う匂いに完全に打ちのめされて、嬌声を上げて自らより快感を求めて)
沙耶ちゃん……気持ちいい……ンぁ……ン……紗枝ちゃん……ハァ……イッちゃいそう……ンッ、ぁゥン……。
(身体がピクピクと痙攣を始めて絶頂が近いことを示しつつも、淫欲に駆られた彩文も乱れたワンピースの裾から覗く紗枝の腿に手を当て)
(黒い下着へと到達し同じように割れ目を擦れば、手にヌルッと愛液の滑りを感じて刺激を強めて)
(同時に紗枝の膣口を刺激する指にも、微かに唾液や汗ではない滑りを帯びた間隔が伝わって来て)
(瘡蓋が剥がれ始めて完成した女性器がとうとう顔を見せようとしているのが伝わってくる)