>>136
それは…………
(下腹部に異物が入る感触を訴える彩文に紗枝は彩文の身体が完全に女性化している結果だと伝えようとしたが、いまだ自身の性別の変化を認められていない彩文に対しそれを伝えるのに躊躇してしまい言いよどむ)
それは……彩くんの身体が…………快楽を受け入れやすくなってる証拠だよ
(直接的なことを言うのを避けながら紗枝は彩文に伝える)
(彩文の秘所を擦り上げていると指先に触れる水の感触は次第に増していき、それが彩文の膣口が少しずつ完全に開き始めていることを伝えていた)
(貪欲に彩文の愛液を求め、紗枝は彩文の乳首や秘所をその様子を伺いながら動きを激しくしていき、指先の力も増していく)
うっ……ん………………良いよ……その調子で…………
まだ……経験も少ないのに…………彩くん……順調に…………上達してる……
(自身の動きを真似て責め立てているということは快楽の術をよく知っている淫魔の技術を学んで実践していることに他ならず、それも高位の淫魔である彼女から直接身体に教え込まれているということで彩文の技術も目覚ましく向上しつつあるのを感じていた)
私も……もうすぐ…………イきそうだから…………大丈夫……
……また一緒に…………ね……?
(発情しきった彩文の身体はもはや紗枝の吐息に触れるだけでも激しく反応していることが彼女にも分かり、ほぼ完全に開いた膣口からは壊れた蛇口のように愛液が噴き出して溢れ出ていた)
それじゃあ……また…………今度は少し強めにしてあげるから…………
(そう伝えると紗枝は彩文の秘所から一旦指を抜くと、その糸を引き愛液の付着した指先を舐めて彩文の陰核を摘まみ刺激する)
っ……!!
(共感覚で彩文が感じる想像を絶するような快感と彩文自身の行う愛撫に紗枝も身体を大きく反応させていたが、その手つきは弱まることなく彩文を絶頂へと導く)
…………
(所詮下級の妖魔ではあったものの、この部屋の濃密な雌の匂いに刺激された妖魔はより一層強く屋根を叩いており、扉も鍵が緩み開け放たれるのは時間の問題であった)
(それを彩文の行為の最中紗枝も察しており、扉の方を一瞬一瞥するが紗枝は彩文との高位の方に集中し始める)
もっと…………激しく……強く……!!
(あの妖魔が求めるように彩文の愛液や淫欲を求めているのは紗枝の本体も同様で紗枝は彩文を激しく絶頂に至らせようと試みていた)