……やっぱりそうなんだ。
(耳元での紗枝の囁きに予測はしていたものの、改めて言われるとショックが大きく)
(目を大きく見開き、紗枝に回した手に無意識に力が籠ってしまう)
紗枝ちゃん……優しいね……ン……ありがとう……ハァ、ハッ……。
(紗枝の真っ直ぐで純粋な返答に、いつの間にか目に溜まっていた涙をそのままに笑みを浮かべて)
(梨奈に振られ、懸命に支えてくれている紗枝への信頼感だけではなく、彩文の心にも好感から恋慕へと心が移りつつあった)
褒めてくれるのは嬉しいけど……褒め過ぎだよ、紗枝ちゃん。
男子の中だと身体が小さくて細いから一生懸命しないと、人並みに出来ないだけだし……。
最初は紗枝ちゃんがクラスメイトとあまり馴染めてないからって思ってたけど、紗枝ちゃん綺麗だし、可愛いし、やさしくて頼りになるもの。
…………それに、もしかしたら一目惚れだったのかもしれないよ。
(紗枝の温もりを感じつつ、褒められ過ぎて照れ臭くて頬を赤らめながら)
(そんなに格好良くないのにと内心で思いつつ、全力で頑張るのは身体の華奢さから来ていると説明して)
(紗枝を何とかクラスに馴染ませたい気持ちもあったが、それを口にしている間に)
(最初に転校生として初登場した時に魅了の技を掛けられたの走らず、目を奪われたことを思い出して)
(恥ずかしさに逡巡してから、一目惚れだった気がして素直に口にする)
ありがとう紗枝ちゃん。……ンッ……僕も女の子になっても、紗枝ちゃんの側にずっといるよ……ハァ……二人で一緒に色々な事乗り越えよう。
(強く抱き締められて、秘所同士を擦り付け合えば、今までとは違う内から熱くなるような快楽が湧き上がり)
(身を任せつつ甘い吐息を漏らしつつ、二人で一緒にこれから起きるかもしれない困難に立ち向かうことを誓う)
ンハッ……ァアッ……ン……紗枝ちゃんの……ン……指の方が……はンッ……凄いよ。
(自分が紗枝の指使いを真似てみれば褒められて嬉しいものの、紗枝の指使いの方が遥かに強い快楽を生み出し)
(陰核を摘ままれ、愛液を塗った指で乳首を弾き摘まみ上げられれば、それも新たな快感を生み出して身体が震え)
(目に溜まった涙はいつしか女性の性の悦びと共に流れ落ち、開いたばかりの膣口からは滑った愛液が溢れ続けていた)
ハァ……ハァ、ハァ、ハァッ……紗枝ちゃん……ンぁ、ァハッ……ンゥッ……僕も……また……イっちゃいそう……ンぁ……だよ。
(何度か小さい絶頂を迎えれば、小さな絶頂を重ねるごとに身体の中の淫欲の焔は解放されるどころかより強く燃え上がって)
(それが幾重にも重なれば再び意識が白く飛び始めて、ギュッと紗枝に抱き着き淫紋で繋がれた二人の感覚が繋がれば彩文も絶頂が近いことを紗枝に伝えて)
うん……アァァッ……ンぁ……一緒に……ハァ、ハァ……イこう……ンァァっ……紗枝ちゃん……ンァッ、アァァン……ンッ、ンッ、ンッ……。
(再び絶頂に達すれば、また大量の愛液が秘所から溢れ、意識はフワフワと白い靄の中を浮遊して)
(火照った滑で柔らかい身体を紗枝に預けて、紗枝の絶頂を迎えた火照った身体を抱きしめて)
(好きな相手と同時に絶頂を迎えられる幸福を本能的に噛みしめていた)
……紗枝ちゃん。……僕のおっぱいも……ハッ、ハッ……紗枝ちゃんみたいに大きくなるのかな?
その前に……お母さんにお願いして……もっと女の子の服を買わないと……ハッ、ハッ……。
(紗枝の胸を輪郭を確かめるように優しく撫でながら、とうとう自我も徐々に女の子の身体を受け入れ始めて)
(まだ髪が短くてスカートは似合わないだろうけれど、女の子の服装を整えないとと思いつつ)
(囁いた紗枝の耳朶にキスしてから甘噛みをして、首筋を下に向けてキスの雨を何度も降らしていった)
【今週末は想定以上に忙しくあまりレスを返せず申し訳ありません】