……紗枝ちゃんは?
(元が男性だったことを疑わせるほど可愛く首を傾げて問い掛けの答えを待つ)
…………そうなんだ。 ボクは…………どうかな…………。
(今は抑えられていると語る紗枝にホッと安堵したのか、落胆を味わったのか彩文にも分からなくて)
(紗枝の顔を見つめて視線を少し落とせば、発熱により薄っすらとかいた汗に生地の薄い白いブラウスの下に)
(黒いブラのラインが薄っすらと浮き上がるのを見て、本当に抑えられているの?と問うような瞳を向ける)
……ボクもやめたくないよ……それに……ンッ……一緒に……ァァン……気持ち良くなろうね……ンハァ……。
(紗枝の答えに行為以上に気持ちが繋がっていることが嬉しくて笑みを浮かべて)
(紗枝の手がスカートの中に潜り込むのを見て驚きの表情を浮かべるが、そのまま身を任せて)
(指がショーツ越しに秘所を擦り始めれば甘い吐息を漏らし、乳房へ手を背中から回され乳首を摘まんで刺激されると)
(乳首は徐々に凝り硬くなるのを紗枝の指に感触として伝え、ショーツの秘所に当たる部分が徐々に湿り気を帯び始める)
ハァ……ンゥ……紗枝ちゃんも……ンンッ……濡れてる……ン……。
(ジーンズ越しに秘所を擦り続ければ、比較的厚手のスキニーの生地を通しても湿り気を指が感じて)
(自分の愛撫で悦んでもらっていることに自身を持って、擦るスピードに変化をつけながらさらに刺激を加える)
……うん……アァッ……ボクも……ン、ンゥ……熱いよ……チュッ……。
(乳房を揉み乳首を刺激していた手が離れると、落胆の表情を浮かべて紗枝を上目遣いに見るが)
(黒いリボンを緩め、薄っすらと身体の熱で透けていたブラウスのボタンを二、三個外し白い肌を晒せば)
(首筋にキスを何度かしてから下へと向かって行って、鎖骨や乳房の盛り上がり始じめの辺りにキスをしていって)
(元々、紗枝との行為に興奮し身体が火照っていたが、さらに紗枝の肌にキスをすれば)
(直接にサリヴァーンの放つ媚薬効果を持つ霧と同様の香気成分を吸い込んで、より身体は熱く蕩けて)
(紗枝のスカートの中に入れショーツ越しに秘所を探る指に、はっきりとヌルッと滑る間隔が伝わり始めて)
……ハァ、ハァ……もぅ……ン、ンゥ……ボク、我慢……アァン……無理そう……ハゥっ……どっかで鎮めよう……。
(完全に淫欲に蕩けた瞳で紗枝を見つめ、同じようにブラウスを緩めようとするけれど)
(ボタンが逆ななのにはまだあまり慣れていなくて、もどかしそうに指が動きながら紗枝に誘いの言葉を掛ける)