えっ……あ…………本当だ…………
(自身のジーンズの股間部が濡れていることに彩文から言及されて初めて気が付き、自身も触れると恥じらうように顔を赤らめる)
私……自分で思ってるよりももっと……気持ちよくなってるのかもしれない……
(秘所が愛液を零し、身体が上気している現状は自身が推測する以上に身体が昂っている状況を如実に伝えており、自身が覚知するとその状況は更に進展していく)
彩ちゃんも……我慢できないの…………?
(彩文が体の我慢に限界が近づいていると伝えると、紗枝は上目遣いでそのことを伝える彼女の頬に手を添えて確認する)
……ここじゃあ…………あんまり長い時間はいられないし……
だからといって……前みたいに倉庫の中っていう訳にもいられない…………
(いくら人払いをかけているとはいえ自身も魔力の調整が妖魔として顕現していないことでうまくできず、乱れた際には何が起こるか分からない)
(倉庫は妖魔の襲来の影響で立ち入り禁止の停止線が引かれており、人が立ち入ることを禁じられていて他に公園内で人目を憚れそうな個室もそう見つからずにいた)
……彩ちゃん…………もう少し我慢して……どっちかの家で…………鎮める……?
(公園自体は互いの家からもさして遠くない距離であることを思い出し、紗枝は彩文に提案する)
軽く鎮めて……動けるくらいに落ち着いたら…………ね?
(どちらかの家で昂る身体を収めようと提案した紗枝は、一度彼女と自分自身の身体の高ぶりを少しでも抑えようと衣服の襟元などを緩め始め、ブラウスのボタンが外せない彩文の様子を見ると頬から手を滑らせるように胸元へ手を移す)
これくらいで……大丈夫……?
(ボタンをいくつか外し、鎖骨が露出する程度までブラウスを緩めると紗枝は彩文の様子を伺う)
(また、そんな最中でも彼女を責め立てる手は相変わらずやめる様子は見せず、スカートの中に潜り込んだ手は彼女の秘所もまたショーツ越しに愛液が分泌されて滑る感触を覚えていた)
ん…………動くと………………服が……
(彩文の身体を支え近くにある木の幹に身体を預けようとするが、彼女自身も身動きを取るたびに密着したスキニーの繊維やブラウスの間から流れ込む空気が自身の身体に触れるたびに淡い快感が訪れて身をわずかに捩じらせる)
はぁ…………はぁ……………………っ!!
(幹に体を預けた瞬間に粗い吐息の中に声を押し殺しながらも達した嬌声を零し、内股を閉じて体の内から溢れ出す快楽の象徴であるそれをせき止めようと試みる)
あ……彩ちゃん……わ、私も我慢……限界みたい…………
彩ちゃんのことが……愛おしくて…………今にも……
(自身のうちで押さえきれなくなった劣情の矛先はやがて彩文へと向き、僅かに紅い光を帯びた震える瞳は彩文の身体を捉えていた)
ごめんね……彩ちゃん…………声……出さないように頑張ってね…………
(震える声で耳打ちするようにそう告げると紗枝は彩文のショーツをずらして秘所を露出させると陰核を摘まみ上げる)
(そして、耳元を甘噛みして首筋に舌を這わせ彼女の昂る身体に更に淫魔の媚薬を無自覚に塗り込んでいく)
うぅ…………っ………………!!
(内股を摺り寄せている紗枝の濃紺のジーンズには股間から膝にかけて内側の部分がより一層濃い色に変化しており、注視すれば愛液で濡れていることがわかる状態になっていた)