うん……間違ってない
ちょっと…………彩くんのことが心配……だったから…………様子を見に来ただけ……
すぐに出るから……
(出ることを促す彩文にそう返事をするが、紗枝は彩文のその格好に目を落としていた)
……ちゃんとつけられた…………みたいだね
…………一応それの確認をするため……だったから…………よかった……
それ……彩くん用に買ったものだから…………彩くんにあげるから…………今後は付けておいた方がいいと……思うよ……
(顔を赤らめ目を細める彩文に対し紗枝はそう告げる)
今は……それで抑えられるなら…………問題はないよね……
あんまり長居してると危ないのは……確かだから……先に…………出るね……
(淫紋や彩文の魔力、そして彼の様子から再び彩文の身体に疼くものがあるのを知りながら紗枝はその場を後にしようとする)
あ…………今度の休みの日に…………洋服見に行くときに……彩くんのそれも…………探しに行く…………?
(思い出しかのように去り際に彩文にそう投げかける)
【それではこちら側はいったん凍結とさせていただきます】
【お返事が確認され次第なるべく早めにこちらも返信しますのでよろしくお願いします】