>>31
ありがとう。……うん、その方が良いよ。変に思われるよ。
ヒャッ、……恥ずかしいから…………見ないでよ。
(男子トイレを出ることに同意した紗枝に、ただでさえクラスから浮き勝ちな転校生を気遣っていたが)
(紗枝がジュニアブラを身に纏った自分を見ている視線に気づき、小さな悲鳴を上げ顔を羞恥で赤くして見ないようお願いする)
うん。ちょっと知る機会があって……って、僕の趣味じゃないよ。
……ありがとう。ここ数日、胸のあたりが変な感じで本当に助かったよ。
ちょっと女の子が身に着けるブラジャーなのが恥ずかしいけど……。
(男の娘モデルとしての中学生になってからの最近の仕事では、カメラマンの叔父やスタイリストに「少し胸盛ろうか」と言われ)
(何度かパッド付ブラを着けたことがあった)
(モデルをしていることを知っているクラスメイトなら仕方なくはっきり言うが、紗枝には知られていると思っていなくて)
(かと言って女装趣味とは思われたくもなく、ブラだけ身に着けた間抜けな格好で必死に言い訳をしていた)
(紗枝がプレゼントしてくれると言う言葉にお礼を言って、乳首の違和感を感じていることを話しつつ)
(まだ自己認識は夢の中とは違い男子で、女子の下着は恥ずかしいと率直に話すが)
(徐々に乳首は内から熱を帯び始め、疼く感覚は少しづつ強くなりつつあった)
なんかいい感じ。引っ張られてる感じはまだあるけど、シャツに擦れる痛みが無くなったよ、ありがとう。
その方が良いよ。それに……ン……出る時は見られていないか気を付けて……くぅ。
(Tシャツを着て、Yシャツを羽織りボタンを留めて行けば、ブラを着けたことで乳首がシャツに直接触れず痛さは無くなり)
(引っ張られるような、乳首の後ろ側に熱を持ったような違和感は拭えないが、安堵して笑みを浮かべて)
(男子トイレを出る時は、左右を注意して誰も居ないことを確かめるようにアドバイスして)
(その間も乳首はより熱さを増し痺れるような疼きを伴って、堪えきれなくなって思わず甘い吐息を漏らす)
……休みの日? あぁ、うん、分かったけど……ンぁ……それは当日まで考えさせて。
収まるかも……ン……しれないし……ンンゥ。
…………!! 紗枝……ちゃん。ハァ、ンゥ……一度だけ……ハゥ……して、お願い。
(その場を離れようとして振り返った紗枝の言葉に、思い出して頷いたものの)
(乳首の疼きが収まって欲しいという淡い期待を口にして、その間も乳首の疼きは強くなり下腹部の淫紋は妖しくピンクに光って)
(去ろうとした紗枝の手を無意識のまま掴んで個室へと導き、とうとう我慢が出来ず快楽を与えて欲しいとお願いしてしまう)