>>34
ンゥ……ンむぅ……ンチュ……。
(自分から快楽を求めてしまったことに彩文自身が驚いている余裕もなく、どちらが女の子か分からないように右手を回され引き寄せられ)
(唇を奪われ、閉じていた口を割り開かれて舌を絡められると、目を閉じ受け身になりながら自らも舌を絡めて)
(唇を吸ったり、唾液を交換し合ったりしていたが、乳輪をなぞるようにして指を這わされあとに乳首を弾かれると)
(昨日よりは強い快感が乳首の先から胸全体を痺れさしているように走り、弱々しく眉を下げピクリと小さく体を震わせる)
(紗枝の指先には少し盛り上がり始めた乳輪の柔らかな感触と、僅かに大きさを増した乳首の感触が伝わる)
……ハァ……ハァ……ハァ……あっ、うん…………そうだね。
軽くで良いからお願い……ン、ンァ……ハァン……ンぁ……ァンゥ……。
(唇が離れると上気した頬と潤んだ瞳で紗枝を見つめながら、キスが終わったことに残念そうな表情を浮かべていたが)
(左手の指が乳首を捏ね摩り、腰に回していた右手が股間へと降りズボンの上から性器を優しく撫でられれば)
(ビリビリと痺れるような感覚が股間から広がり、お腹の奥がより強く深くキュンと疼くような幸せな気持ちが湧き上がり恍惚の表情を浮かべて)
(堪えきれずに上げた声も、薄っすらと汗ばんだ肌から立ち上る匂いも、肌の滑らかさもほぼ女の子になっていて)
(もし外から聞くことが出来れば、男子トイレで女の子がエッチなじゃれ合いをしているとしか聞こえない状態になっていた)