……ハァ……ハッ……紗枝ちゃん……ンあっ……。
(紗枝に柔らかく抱擁されると、彩文も紗枝の腰へ両手を回して抱き着いて)
うん……ハァぁ……そうだね。
急がないと……ンンゥ……休み時間終わっちゃうし……ンッ……。
(ティッシュでショーツやその周辺に着いた愛液を拭われると、微かだがまた快感が湧き上がり頬を紅くするが)
(ワイシャツを羽織らさえるとボタンを掛けブレザーを着て、チラリと腕時計に視線を走らせ時間が無いことに惜しそうな表情を浮かべる)
うん……ハァ……何とか後の授業も大丈夫……ハァ……そうだよ。
僕の方こそ……ハァ……よろしくね……ンぁ……紗枝ちゃん。
ハッ……僕、また間違えて女子トイレ入ってたんだね。
(まだ少し落ち着かなく、もう少し欲しい気もしたがこれ以上は次の時間に遅れるので個室を出れば)
(壁のタイルが見慣れた青基調ではなく柔らかなピンク色基調で、はっきりと間違えたことを認識して恥ずかしそうに言って)
うん、その時は遠慮なく……ハァ……お願いするね。
教室へ戻ろう、紗枝ちゃん。
(また、手を繋いで用心深く周囲を伺うと廊下へ出て)
あっ、そうだ今度のお出掛け、何時にどこで待ち合わせる?
前と同じ場所で、同じ時間くらいで良い?
(絶頂の余韻が少し収まってくると、休日の約束を思い出して軽く待ち合わせ時間や場所を確認する)